「なつぞら」が好きだった
生まれて初めて見続けた朝ドラが、なつぞらでした。
以下、なつぞらを見ていた人が読んだら、共感してもらえるかもしれないし共感してもらえないかもしれない、ただの心の叫び。
* * *
こちらの解説がとても面白くて…。まずこの動画を見て欲しい。
わたしはこの動画を見た後、やっぱりなつぞらのことが好きだ、と噛みしめました。その理由は2つ。
理由その1 あらゆる人に、力強く素晴らしい「人生」を感じた
確かに、動画で岡田さんが説明している通り『なつぞらのお話の骨格は「泰樹」「天陽」「なつ」の3人であり、その他の人は脇役』だったと思います。その意見には首がもげるほど同意します。
その一方で、そうだとしたら、
咲太郎、千遥、イッキュウさん、夕見子、雪次郎、剛男さん、富士子ちゃん、照男、信さん、あやみさん、蘭子さん、マコさん、仲さん、茜ちゃん、神っち、やっちゃん…
書ききれませんが、みんな脇役だったという事実。それに驚愕…。まじかよ!脇役ってあんなに力強く、素晴らしいのか!!!!!
みんながそれぞれに色鮮やかな人生を歩んでいて、お話の中で、何度も心動かされました。なかなか「自分は主人公だぜ」と思いながら生きられる人はいないと思うのですが、そういう人(わたし)にとって希望の物語だったのだ、と気づいたのでした…。
(なお、わたしは特に、イッキュウさんが大好きでした。)
理由その2 もう会えない誰かが、この先の自分の人生を形づくることも、あるなぁって思う
岡田さん曰く『天陽くんは、有りえたかもしれないパラレルワールドのなっちゃんを、雪月の包装紙に描いた』というほどに、お互いに強く影響を及ぼし合う、天陽くんとなっちゃん。
なつは、もう天陽くんに会えません。でも、なつの人生の中でこれからも確実に、大きな影響を与え続けます。きっと天陽くんは、時間を超えてずっとなつの心の中で蘇る。
いや〜、あるよ!亡くなった人じゃなくても、そういうことあるよ!
大学の先輩が卒業する時だったか、「あと人生で10回会うかな〜?」って言ったことがあったのを思い出したよ!あの時の寂しさよ!でも、たとえあと10回も会わなくても、心の中で思い出すし、人生のうえで先輩が大切な人であることは不変だよ!
(しかし、その後10回以上会ってるよ!)
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なつぞらが終わってしまったことが淋しくて、しばらくは反芻しています。
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