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スケジュールを上手に組んで、心が強くなる話

先日、久々に会った学生時代の先輩は、敏腕営業マン。
昔話に花を咲かせながら、最近の仕事の話なんかを聞く。


忙しい先輩は、以前、営業マンならではの悩みを抱えていたのだそうだ。
それは、「うまくスケジュールを組めない」ことだった。

営業マンはどうしても、お客様の都合・事情に合わせてスケジュール表が埋まっていってしまう。
緊急の案件に対応している間に、いつの間にか「ああ今日が終わった」「今週も終わっちゃった」「今月も終わっちゃった……」という具合に時間が過ぎていく……なんてのは、営業マンに限ったことではないだろう。
そんな調子では、なかなか、「緊急度は高くないけど、大事なこと」に腰を据えて取り組むことができない。

そこで先輩は、ある工夫を始めたのだという。

それは、「Before → After」を強く意識することだった。

まず「今週末、自分はこうなっていたい」とか「今週末はこんな風に過ごしていたい」とかいうAfterの姿を具体的にイメージする。◯◯ができるようになっているとか、土曜日に友達と心置きなく美味しいビールを飲むとか、何でもいいらしい。
そして、「Afterのイメージに近づくために必要なこと」という軸に沿って、重要な予定を優先してスケジュール帳にポンポンと配置する。
決して月曜日から順番に考えたりしないこと。
重要なピースを配置したら、あとは瑣末な予定で間を埋めていくだけだ。
そうして組んだスケジュールに従って過ごし、Afterを叶える。

これを、毎週毎週、繰り返すのだそうだ。

流されずに、毎週毎週、自分でAfterを叶える。
そうすると、ブレずにスケジュールが組めるようになるのはもちろん、自信がつく。

さらに「Before → After」の繰り返しを日常的に経験していることで、
ちょっとやそっとツラいことがあっても、逆境になっても、
「今はBeforeだ!この先に必ずAfterがある!」
と思えるようになるのだそうだ。

そんなわけでこの方法は、スケジュール組みが上手になるだけでなく、
いつのまにか心も強くなっているというオマケつき。



「嘘だと思うならまずやってみること!」と先輩は言っていた。

今週末のわたしはどんな姿になっていたいかな?
早速、考える。


読んでいただき、ありがとうございます!