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貴方にそのパソコンは必要か

そもそもなぜパソコンなのか

前の記事にも書いたとおり、日常的なICT機器の使用の範囲であればタブレットで十分目的は果たせると思う。音楽CDから音源を取り込む、とか何かのBGM用に編集した音源をCDに焼く、とかハイレゾ対応プレイヤーに音楽ファイルを転送する、とか。そんな少し特殊な用途があるか、パソコン用ソフトを使わなければいけないような場合とかでなければそうそうパソコンは必要ではないと思う。Photoshopのようなハイエンドなソフトでも、iPadOS向けのソフトならいくつかあるらしいし(YouTubeで見た)、動画編集でも例えばLumaFusionのようなソフトを使えば余程凝ったことをするとか複雑なことをさせるようなことでなければ十分対応できるし、YouTubeを見れば使い方をていねいに解説してくれている動画を見つけられるはず。そういうことを知っていれば、今の時代そんなに“パソコン”が必要になる場面というのはないと思うのだけれど、如何だろうか。

パソコンでなければいけない

そういう場面は、上記のような特殊な場合か、こだわりがあってパソコンを選ぶか、そういうことしかないのではないかと思う。
私のようにカメラのRAWデータを現像するのにメーカー純正のソフトを使うしかない、とかハイレゾ対応プレイヤーの音楽ファイルを入れる、とかまさに前述したような場面があてはまる人はそれほど多くはないだろうが、それでもやはりパソコンが”必要“な人は居るだろうから、そういった”パソコンでなければいけないのだ”という人がパソコンを買えばいいと思う。

ではそんな人はどんなパソコンを買えばいいのか

まず、ソフトが必要で、という人はWindowsかMacか選ばなければいけない場合があるだろうから、その確認をした上で選べば良いのではないだろうか。そのどちらにも対応しているのであれば後は好みの問題だろうから、好きな方を選べば良いと思う。ただ、Macは一番安いモデルでもそれなりの性能が出るようになっているが、Windowsの場合~9万円辺りのものは必要最低限、というか“一応動きます”程度の性能のものがそれなりにあるので、正直安物買いのなんとやら、になるのではないかと思う。メーカーにもよるだろうけれど、10万円位のものは選んだ方が良いのではないかと思う。
今の時代、Macでなければいけない、Windowsでなければいけない、という場面は少なくなってきたと思うし、どちらを選んでも良いのではないかと思うが、選択を間違えたくないのならMacの方が後悔が少ないのではないかと思う。iPhoneが代表するように、アップルの製品というのはそれなりの値段はするけれど性能もちゃんとしたものを設定してパッケージしているので余程のことでなければサクサクと動くようになっていると思っていて、一方のWindowsは値段はピンキリだけれど性能もピンキリで、ちゃんと調べて自分が欲しいものを適正な価格で買おうとしないと、安かったけれど満足できない、とかしたいことはできるけれどハイスペックすぎて結局高い買い物になってしまうというようなことがおきやすいと思う。要求値より低スペックのものを買った場合、時間が掛かる程度なら我慢すれば良いのだけれど、使えない、ということも起きうるので、やはりそれなりのスペックのものを買うべきだと思う。

大は小を兼ねる

とは言うけれど、パソコンでもその考え方はあてはまると思う。パソコンを毎年買い換える、というようなマニアでなければ2~3年、場合によっては5年以上使うことになるのだろうけれど、その間に使うソフトはバージョンアップをしていくだろうから、そのアップデートの中でソフトはほとんどの場合要求する性能が上がっていって、結果的にパソコンが重く感じる、ということになると思う。だから、始めからそれなりに高いスペックのパソコンを用意していればソフトの要求が高くなってもマシンの方が対応できる余裕があるので、結果的にそれほど不便を感じずに済む、ということになるのではないだろうか。

長く使いたいなら、よいものを

安物買いの銭失い、というのは、そもそもの値段が安ければまだ諦めが付きますが、パソコンのように何万もお金を出して買うものであれば、失敗はしたくないものです。メルカリなんかで売って費用を取り戻す、といっても、数万単位での損失になりますし、トラブルを経て買ったものにはなかなか愛着もわきにくいのではないかと考えると、最初から失敗しない買い物をしたいものです。ですから、どうしても予算的に無理、というのでなければ、それなりに良いものを買うべきだと思います。

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