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身の回りに起こることは、未来の伏線

 お久しぶりになりました。W.storyのayaです。
最近は自分の作品を作ることに精いっぱいで、浦島太郎状態になっています。
 一人コツコツと作品を作る時間は楽しいのですが、根を詰めて取り掛かるという悪い癖があり、「時々息抜かなあかんよ」と言ってもらえたことで、やっと「息を抜く」を覚えました(なんかポケモンの技みたい)。いや、まだ習得しきれてないけど。

 作品制作と同時進行に、私は今2つのコミュニティに参加しています。

 一つは、「たなべプチ起業塾」。
 こちらは和歌山県田辺市が主催されている、田辺で活躍する人・したい人の勉強会です。すでに3回の参加を終えましたが、これがかなり勉強になって面白い!
 「地域の小さな困りごとを解決することが、ビジネスにつながる」、「人は価値観の合うコミュニティを求めている」、「趣味と自分のできることをつなげると仕事になる」。大学の先生から近年の日本の状況をはじめとした動きを、田辺近辺で活躍されている方から事例を学んでいます。

 もう一つのコミュニティは、海の真ん中、船の上、「collection01」。
 もっと具体的に言うと「オンライン上の船」。この船には船長とスタッフ、そしてほかのクルーたちがいますが、行きつく先は誰にもわからない。ただ、自分の「気づき」を見える形で出して、船を動かしています。
 この文章だけではなんじゃそりゃ、と思うかと思います。ぜひ、Instagramで「#コレクション01航海日誌」と検索してみてください。私はもちろん、ほかのクルーたちが、たくさんの「気づき」を綴っていらっしゃいます。
 船に乗ってから、私はあまり「気づき」を出せていませんでした。「当たり前やろ」「こんなん出してもなぁ」とか、言い訳をくっつけて出していませんでした。いや、出すのをさぼっていたのかもしれません。でも今、自分を出すことの大切さを実感しています。


 collection01に参加してみて、特に実感しているのは「身の回りに起こることは、将来の伏線である」ということであり、「たなべ未来創造塾」でそのの実感を強固なものにしています。

 私の場合「絵を描く」ことを仕事にしていますが、駆け出しの私が作品を作って発表するだけでは、当然食べていける額を稼げません。
 昨年は、同時進行でイベント出店やワークショップの開催も行いましたが、「はたしてイベントやワークショップをすることは、私がやるべきことなのか?」と考えておりました。
 もちろん、イベントやワークショップを通じてたくさんの方と交流を深めることができたのはとても貴重な体験でした。しかし「絵を教える」ことに関して、私よりもっと芸術に精通した方が田辺近辺にはいらっしゃって、その方に教えていただくほうが技術面の向上につながるのではないかと、もんもんと考えていました。

 また「たなべプチ起業塾」に参加途中、コロナの感染拡大とともに、オンラインでの参加を余儀なくされました。ZOOMというオンライン上での会議なんて今まで無縁でしたし、できればしたくないと思っていました。もちろんこれは、InstaLiveも一緒。オンラインで顔出しなんて、と思っていました。しかし実際にZOOMで参加してみて、想像していたよりも簡単で、身構える必要なんてなかったなぁと感じています。(さらに、もっと映りがよくなるようにしたいなぁ、なんて欲まで出てきています笑)

 そんな中ふと思いついたのが、みんなで一緒に育つ場所を作る。
 昨年作成した『24COLORS 』は、絵も文章もある作品です。絵を描くのも好きですが、こうして文章を書くのも好きなので、制作はとても楽しかった思い出があります。
 そしてこの作品を深堀していくと、「私の中にある世界を、ほかの人にもお披露目したい」という気持ちがありました。
 きっとほかの人にも、伝えたいことがあって、その伝える方法が増えれば、もっと楽しい世界を創造できるのではないかと思います。
 その「伝える」手段を、教えるのではなく、みんなであーでもない、こーでもないと言いながら切磋琢磨できる場所。場所とは言うけれど、ZOOMを経験できたからこそ、オンライン上でもきっとできると感じました。


 まだなんにも決まっていない、ただの卵のアイディアを公表するのは勇気がいりますが、きっとここに書きはじめたのには意味があるのだと思います。



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