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【数免】数学科教育法1 レポート課題 *原本付き


科目の概要と学習の仕方

科目の概要

私が履修生として属している通信制大学では、中高1種数学免許の取得に必要な2単位に値する「数学教育法1」の科目の概要として、次のように示しています。

数学科教育法Iは、中学校・高等学校数学科の教員として必要となる指導法や数学的活動の充実、ICTなど教育機器の活用のあり方、教材研究や評価等について学ぶことを通し、実践的な指導力の基礎を身に付けることをねらいとします。
 数学教育の目的や学習指導要領における目標、内容(各科目と内容)の変遷、数学的活動、指導法、指導計画の作成、学習評価、ICTの活用、教材観について総合的に学びます。

北海道情報大学シラバス

学習の仕方

そして、学習の仕方に関しては、4つの資料を読み、一つのノートに教科書や資料をまとめ、もう一つのノートに演習問題を解くように指示がされています。学習量は、60時間を想定されており、15講分に分けて、どの資料のどこをみるべきか、そして演習問題として何を焦点に考えをまとめるべきか4から10のポイントが箇条書きされています。
4つの資料は以下の通り、

  • 中学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説 数学編

  • 高等学校学習指導要領(平成 30 年告示)解説 数学編理数編

  • 算数・数学 授業研究ハンドブック(日本数学教育学会編、東洋館出版社)

  • 中央教育審議会答申「『令和の日本型学校教育』の構築を目指して」

成績評価の方法および基準

科目試験による評価100%

レポート課題

  1. 数学科において「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業づくりを進める上で、大切なことはどのようなことか、1,200 字以内で論じなさい。

  2. 「個別最適な学び」の実現をねらいとする1単位時間の学習指導案(別添様式1)を作成しなさい。

  3. 「協働的な学び」の実現をねらいとする1単位時間の学習指導案(別添様式2)を作成しなさい。

実際の私の学習

最短距離を行きたいという思いが強く、いきなりレポート課題に取り組んでみました。課題をやりながら、提示された資料を参考にするために一部読みました。
そして、私が提出したレポート原本がこちらです。

それに対していただいた講評がこちらです。

これまでの学習内容が一通り理解され、設問の趣旨に概ね添ったレポートです。課題1の3段落目から2行目にかけて、「同節の②『数学的な活動を通して』について」(閉じカギ括弧」は原文のまま)では、上記のイメージ図が起用されている。このイメージ図によると、~」と書かれていますが、その上記イメージ図が示されていませんので、読み手にとっては「?」となってしまいます。こうした相手意識に経った説明は、生徒を指導する上でも大切なことだと思います。また、様式2の指導案では1単位時間の配当時間が45分で作成されています。「中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 数学編」のP182「付録1」を確認して貰えば分かるとおり、中学校の1単位時間の標準時間は45分ではありません。何らかの理由で45分授業を想定・実施しているなら、その旨備考暗闘に記載しておくことが望まれます。単なる書き間違えかもしれませんが、学習指導要領に書かれている標準単位数を正しく理解できていないと判断されてしまう可能性もあります。今一度、学習内容を振り返るようにしてください。

振り返り

講評から、「学習内容が一通り理解され」とあるので、「数学教育法2」「数学教育法3」「数学教育法4」でも、シラバスを辿るのではなく、レポート課題を取り組むために、資料に目を通すという、プロジェクト型の学習方法で学習しいっても問題がなさそう、と判断しました。
「数学教育法2」「〜3」「〜4」では、読み手がわかりやすいように、図などは直接添付してこうと思います。また、中学校の1単位時間の標準時間は、50分だったので、間違えないように気をつけます。

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