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ピチピチ20代の帯状疱疹レポート【日記】

※この記事には帯状疱疹の症状に関する生々しい記述や写真が含まれます。苦手な方はお控えください。

はじめに

こんばんは、茶々門綾です。

皆さんは帯状疱疹という病気をご存知でしょうか?
体内に潜伏している水痘(水ぼうそう)ウイルスが活性化し、激しい痛みを伴う水膨れが発生する病気です。この症状が左右どちらかの半身に帯状に発生するため、帯状疱疹と呼ばれているそうです。

さてこの病気、免疫力の低下によって引き起こるため、50代以降の発生例が半分以上を占めます。しかしそれ以下の年齢でも水ぼうそうに罹患した事さえあれば発生の可能性はゼロではありません。

かくいう私もしっかり苦しみました。

さて、しっかりと症状が出たあと「帯状疱疹 痛み いつまで」と検索してこの記事に辿り着いた方もいらっしゃるかもしれませんので、前置きはここまでにしておきましょう。(外行きの文章はここで終わります)

7/5 発症の兆し

7月5日、友人の車でハンバーグを食べに静岡へ。車中どうもお尻に違和感を感じる。当日は天気が悪くじめじめしていたのと、長時間座席に座っていたため、特に気に留める事もなかった。

また、普段からお尻の肌トラブルが多かったというのも気にしなかった大きな原因の一つである。

7/6 あそこが痛い

7月6日、起きるとあそこに痛みがある。あそことはあそこである。あそこだ。
症状的にそういう病気を疑ったものの、そんなはずはない。そんなはずはないのである(理由を聞くのは野暮というもの)。 

7/7 肌がヒリヒリする

7月7日、太ももの肌がヒリヒリと痛み出す。
洋服の生地が合わずに擦れてしまったみたいな感じの痛み。
あそこの痛みも含めて右半身に集中していたため帯状疱疹を疑ったものの、発疹と激しい痛みがあると聞いていたため様子を見ることに。

7/9  お尻に発疹

7月9日、お尻の右側に赤い発疹が。

痛みや痒みはなかったものの、すぐ病院へ行く。
近所の皮膚科が休診日だったため、駅近くの内科まで出向いた。
診断の結果、帯状疱疹とのこと。
抗ウイルス薬が処方される。

その日のうちに発疹が広がり、ひどい痒みが。
冷やすのはよくないと言われたので、とりあえずお湯に浸かってかゆみを紛らわす。貼るカイロを患部にあてて乗り切ろうとするも、痒くて眠れない

結局翌日の朝イチで再び病院へと向かうことになった。

7/10 ひどい痒み

7月10日、病院で痒みどめの塗り薬と痛み止めを処方してもらう。

発疹は足にまで広がり、少しづつ痛みが増してきた
腫れはどんどんひどくなっていく。

痛みが強くなっていくにつれて痒みは引いていったものの、チクチクと針で刺されるような痛みが続いている。

7/11 痛みに唸る

7月11日、痛みが絶頂に達した
あろう事か、処方してもらった痛み止めが効かない

常に剣山を押し付けられているような、表面的な痛み。広い範囲を火傷したような感覚。

すぐに強い痛み止めをもらう為病院へと行きたいところだが、動くこともままならない。とりあえず家に常備していた頭痛薬を飲むと、ある程度まではおさまった。

しかしそれも三時間ほどで効果が切れてしまう。薬を飲んである程度痛みを抑え、効き目が切れてきたらお風呂にぬるま湯を張って痛みにうめきながら耐え、完全に効果が切れたら再び薬を飲む。これの繰り返し。

次第に痛み止めの飲み過ぎでお腹が痛くなってくる

この日もまた、寝ることができなかった。

7/12 改善の兆し

7月12日、前日の地獄を耐え抜き、ある程度痛みが引いてくる。
あるいは、常痛の状態に慣れてしまっただけかもしれないけれど。

比較的遅めに水疱ができた脚部に痛みが出てきたものの、お尻より範囲が狭いため11日ほど苦痛はひどくない。

新たに発疹が広がることもなく、久々に睡眠を取ることができた。

7/13 お腹が痛い

7月13日、痛みもだいぶ和らぎ、ある程度行動ができるようになってきた。
倦怠感もなくなって、テンション的には普段通りに戻る。

痛み止め由来の腹下しは治る気配なく、食欲はあるのにあまり食べられない状態。
加えて粘膜に水疱ができていたのもあり、動くとある程度痛む感じ。

やはりしばらくは外出を避けたい。

7/14 一部カサブタへ

7月14日、相変わらずお腹は痛いものの、発疹の一部がカサブタへと変化してきた。
この頃になると、水疱の痛みも日常生活に支障をきたさない程度になってくる。


7/17 全てカサブタに

7月17日、発疹の全てがカサブタに置換された。

ある程度痒みはあるものの、痛みは完全に無くなった。
体力もお腹の調子も回復し、普段通りの日常が送れるように。

7/27 全てのカサブタが消える

7月27日になってようやく全部の発疹の痕が消えた。
初期症状からおよそ20日である。

さいごに

痛みがあったのはおよそ1週間ほど。
特に酷かったのは3日ほどだが、帯状疱疹に罹患した場合、3日から1週間は社会生活を送ることができないと思った方がいい。

近年コロナ禍において帯状疱疹の罹患者も増えているそうだ。

かからないのが一番ではあるが、半身にチクチク針で刺すような痛みを感じたら帯状疱疹の可能性がある。すぐに病院へ行って抗ウイルス薬をもらった方がいい。私は比較的軽い症状で済んだが(それでもかなり辛い)、これは早いうちに病院に掛かることができたからだと思っている。

もちろん、痒みどめと痛みどめも忘れずもらうように。


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