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出会い系をやめるまで。1

私は高校から、学校と職場しか居場所がなかった。
いや、それだけで十分だと思うかもしれない。だけど私は「見てくれる人」が欲しかった。

ある日の高校1年生。友達(定時制なので22歳の女の子)が、出会い系やろうと盛り上がる。そんな私の母親も出会い系で男遊びをしている。

「やって見たい!」

当時は年齢確認や身分証提出がなかったため、簡単に登録がメールアドレスだけでできた。

そして当時は「スタビ」「Mコミュ」がすごく流行っていた。
実は今の旦那はMコミュで知り合った。そのことは後に書いていこうと思う。

今でいうTwitterなどでDMなどができない中、顔を載せるだけでガンガンメールが鳴る。正直面白いほどに。

40件はメールが来ただろう。

その中から面倒ではなさそうな、当時私は15歳、相手は19歳の人と出会った。
なんだか分からないが、流れみたいに付き合いが始まったのが間違いだった。

処女を捧げたのもその相手なのだが、めちゃくちゃ束縛が激しいのだ。
でも脳内恋愛経験なしの私、それが普通だと思ってしまった。

授業中メールはずっと。職場に行って返事なかったら浮気を疑われる。
でも「こんなもんなのかな」という感覚でしかなかった。
多分メールは200通を1日していたと思う。

飽き性な私にとって、愛情もなくなり、ましてや20手前なのにニートなため、7ヶ月頑張って付き合い別れを告げる。

そして次に手を染めたのは「前略プロフィール」だった。
そこでも、Mコミュでも、さまざまな男性に出会った。

最後に言えるのは、メール200通って携帯パンクしないのかなって本当に思いました。
その人との思い出、一切なし。

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