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「赤ちゃんが捨てられることがある」と聞き、4歳の息子が泣きながら寝た今夜のこと。 性教育 #4

今日もお友達とリトミック、児童館とフルコースで遊び帰ってきてだいぶお疲れな夜。

寝る前は最近毎日、いのちの出来方の話を聞かれる。

なぜ寝る前か?

先日、性教育に関して大尊敬する先輩方に聞いてみたことがあった。

私「個人としては性教育のことやいのちがどうやってできるのか、息子に聞かれたら伝えたい。でも、私の話を結構外に話すので、保育園で話されたら恥ずかしいなぁと思って話せないんです。」と。

すると

「これはママと◎◎君の大事なお話だから、パンツの中を誰かに見せないのと同じで、人に言いふらすものじゃないんだよ。みんな、大事なお話として、大事に持ってるんだよ。」

的なふうに言ったらいいのではないかとアドバイスを頂いた。とても納得する答えだった。

なので、2週間ぐらい前に

「このお話は、ママとY君の大事なお話で、みんなタイミングが来たらお話することだから、内緒にしてね。Y君には、教えるね。」と言ったら

毎回夜、布団に入ってから質問を投げてくるようになったのである。

すごい。

(毎回家の安全な場所でしか話されない、ということを私も理解ができ、体験でき、もっと核心ついたところまで深く、話せるようになった。

お互いにすごい変化だ。)



今日聞かれたこと 

・Nちゃん(妹2歳)はまだお股は開かないの?(骨盤が開くかどうかって意味だった)あかちゃんの卵はないの?

・赤ちゃんが欲しいなーってときに卵をおとこのこからわたすのか?

・なんで卵と卵で生まれない動物といるのか?

・動物はどうやって殺されて、食べ物になるのか?

・食べられずに捨てたら、なんでもったいないのか?

・捨てたらどこにいくのか?

・燃えたらなにになるのか?土に埋められたらどうなるのか?

・おとことおんなは、同じ数だけうまれるのか?


めっちゃ長くなるので最初と最後の問いにだけ、書いてみたいなと思う。

(書いてて思うが、いつも寝る前何分話してるんだろう・・・40分ぐらい??妹とも同時に会話しているが別の話題を振ってきて、最初の10分ぐらいで勝手に寝ている感じである。)

Nちゃん(妹2歳)はまだお股は開かないの?(骨盤が開くかどうかって意味だった)あかちゃんの卵はないの?

お股って、骨盤ってこと?と確認し、子どもが生まれるときに開くよって話かな?と聞いた。

そうそう、というので

・まだNちゃんは2歳なので開かないこと

・まだ子どもはできないこと

・赤ちゃんの卵のもとになるものはあること

(ここのページの読み込みのおかげだなぁ、と思いながら。笑。)


でもYくんには卵はまだないんだって、というと

「え!!?おとこのこはないの!?」とびっくり。

「そっか〜、結婚したら子どもが生まれるんじゃないのかー。卵がおんなのこにいくからなんだねー。」と本人なりに納得して話してくる。すごいなー4歳。

そして最後の問い。


おとことおんなは、同じ数だけうまれるのか?

ちょっとどう答えようかな、とおもいつつ、おおよそ以下のように答えた。

・大体おとこ:おんなは同じであること(確か世界で1,1:1ぐらいだと記憶していた)

・でも国や地域によって、例えば女の子はいらない、とか、捨てられてしまうことがあること(名前はあえて出さなかった)

・でも、男女にいのちの差は無いから、ママは少なくとも、間違っていると思っていること


すると

え!???女の子だからいらないってすてられちゃうの・・・。なんで?おとこのこも、おんなのこもおなじだよね?なんで??

と。まぁ当たり前の問だ。

どこまで説明していいかわからないけど、簡単に

「おとこの子のほうが、いいって思っている国があって。色んな意味でね。それで女の子はいらないっていうところがあるんだって。」

話しながら、、、私は悲しくなって泣けてきた。

私「ママもそこでうまれたら、いらないねってすてられてたかもしれないし、Nちゃんもすてられてたかもしれないんだ。悲しいよね。」

Y「じゃぁ家族は、パパとYくんだけになるの?」

私「ううん、だってこどもがいるんだから、ママはいるはずだよね。きっとその国も、女の子が減りすぎて、次の子どもが生まれないとか、もんだいはあるとおもうよ。詳しくは知らないけど。。。」

Y「恐竜はおとこのことか、おんなのこだからって、わけない(別け隔てない)よね?」

私「そうだよー。わけないよねー。

もしそうやって捨てられてた子がいたら、うちにつれてきていいからね。家で一緒に住もうって言っていいからね。」

Y「うん。でも産んだら、そのあと一緒に居ないんだよね。ひとはちがうよね?Yくんはおとなになるまで、ママと一緒だよね??」

私「そうだねー。おとなになるまで、じゃなくて、Yくんが帰りたくなったら、いつでも帰ってきていいんだよ。おとなになっても。

悲しくなったり、辛くなったり、あとは理由なんてなくても、帰ってきていいんだよ。ママも悲しくなったら明石の家に帰ってたんだよ。今でも辛かったら帰るんだよ。

子どもは親の心配しなくていいんだけど、親はこどもをずっと気にしてるんだ。(あくまで個人の考え)

いつでもね。

Yくんも、いつでもママのところにおとなになっても、安心して来てね。」

とまで言ったら

Y「そっかー。それがかぞくなのか〜。」と大人びた発言。

(個人的にはそれが家族ではなくてもいいと思っているので、色々語りたいが難しいな、と思い今回は飛ばす。)

と、その数分後、息子が泣き出した。


え?なんか悲しかった?と聞くも、

「ううん、涙出ただけ」としか言わない。


絶対泣いてるやん、と思いながら(同時に4歳で泣くのを隠すのもすごいなーとおもいながら)


数分たって、こちらからさっき泣いた理由を先に開示してみた。


ママが泣いた理由を伝える

「Y君の理由はいわなくてもいいんだけど、ママが泣いた理由はいうね。

ままはね、女の子だからって捨てられたら悲しいなぁっておもってないたんだよー。じゃないとYくんにもNちゃんにも出会ってないからね。」

というと

すこしずつだけれど、

話をしだした。


Y君が泣いた理由

Y「おんなのこは、可愛いエプロンがないからって、すてられちゃうのかな。。。」

私「(エプロンってなんだ??スタイか?)ううん、そうじゃないとおもうけど・・・

もしそうだったら、可愛いエプロンたくさん作ってあげようね。いていいんだよって、いおうね。捨てられてた子がいたら、いつでもつれてきていいからね。」

Y「・・・・・Nちゃん(妹、2歳)は、、、小学校ぐらいになったらすてられちゃうの・・・?」


おお、そう来たか。妹がいつか捨てられると思ってたのか。ようやく泣いていたポイントが分かる。


私「ううん、Nちゃんは捨てないよ!!!ママもおとなになったでしょう?Nちゃんも今の時代は、捨てられないんだよ。」

息子 更に泣く。



ここからは、若干心苦しいなと思いながら、こう、希望を持って伝えた。


「Y君、今の日本はね、おとこもおんなも同じって思われていてね、だから性別で捨てたり、(態度を)変えたりしないんだよ。Nちゃんもずっと一緒に生きれるんだよ、大丈夫だよ。」

男女平等ではない、と思う、今の日本を、どう話していいのかわからなかった。もちろんずっと生きているわけでもないし。


悔しかった。


「さっき話した国もね、これから変えていけるんだよ。私達で変えていけるからね、変えていこうね。」


Y「それって、昔の国なの?いまじゃない?」


もっと苦しくなった

それが過去の話だと言えたらどれだけ救われたか。



でも、今回はこのまま絶望に打ちひしがれて、眠りにつかれるのは嫌だと思ってしまったので、(ただの親のエゴだなとは思う)

「うん、昔の話だよ。今はないよ、大丈夫。」と話した。



息子は

「そっか〜、今じゃないのか〜良かった!!!!!」と言って寝た。



ちょっと後味が悪かった


女のコだから捨てる、じゃなくて、

他の意味でも、いのちが捨てられていることがあることを話せなかった。

(そしてそれは、価値がないと捨てているのではなく、その選択肢を選ばざるを得ないことを、うまく伝えられないと思ったからだった。)



息子と娘が、大きくなったときに、

いのちが捨てられてしまうって時代があったんだって、話せるように

生まれてきたいのちが、暖かく育てられる、世界にしよう。

そう強く思った。



でも4歳で、妹が捨てられるのが嫌って、どこからどういう理解でそう思うんだろう。


あー、子育てって。こういうのがあるから楽しいんだろうなぁ、と私は思っている。

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ちなみに、性教育 #3


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RACという団体でショートステイ・短期里親の普及活動をしています。 歯科医師(訪問歯科、高齢者)、MBA、東京大学大学院医学系研究科 客員研究員。 子ども・高齢者・社会を繋げられたらなと思っています。4歳2歳の母。
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