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性教育と生きることに関するnote

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自分の性教育ネタと、生死について。同じ系統の話を集めてます。
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記事一覧

「ママはすっごい大切なお仕事してるんだね。捨てられる子どもが減ったら良いよね。」と6歳息子に言われて泣いた話。

先日、6歳息子から『ママって里親の仕事、一体何をしてるの?』と聞かれた。 ついでに「ママって里親なの?」 これも大人こどもに関わらずよく聞かれるのだが 私は里親の支援事業や研究はしているものの、「里親」ではない。 だから 「里親さんを応援したり、里親さんになる人を増やしたりする活動をしているんだよ−。」と説明している。 息子の一言。 うーん、これを説明するのはいつも難しい。 けれど娘も5歳の誕生日を迎えたので少し理解できる様になったようなので、今回はこんな感じ

「なんで人って生きるの?」と言われて、5歳息子と一緒に考え、毎日もっと楽しもうと思った日。

本日の、5歳息子の質問は、これだった。 む「なんで人って生きてるの?」 私「おおー素敵な深い質問。なんでだと思う?」 む「うーん。子孫を残したいから?」 ちなみに「子孫を残したいから説」は、私が動物がなぜ生きるのか、という問いの時に出した回答である。今までは質問を質問で返すと「わかんない」という意見が多かったので、息子なりに色んな考えを吸収しだしたようだ。(まだ母親の受け売り感あるけど) 私「そうかもねー!うん。でもそしたら、子孫残したらもう生きなくてもいいの?ママ

性教育と大事な部分をじっさいに見せること。いろんな家族がいることの話。(おすすめの本3つ)

先日、娘(3歳)と息子(5歳)が風呂上がりに性器の見せ合いっこをしている現場に遭遇した。 いやいや、プライベートゾーンは見せたらいかんやないか、と。 「いや、ここは見せたらいかんところやからね。お風呂やから、家族やから一緒に入ってるけど、他の人に勝手に見せたらいかんよ。大事なところやで。」 と念の為、話す。 そしてタオルを取りに帰って脱衣所をみると・・・まだ色々見せてる。 まぁ、ここまできたら今日は、男女の身体の作りは何が違うのか、話を徹底的にしよう。と思い直し、話

里親の話から。5歳息子が泣きながら「子どもを好きでいられない大人」について説明してくれたこと。

今日はRACのオンラインイベントの日だった。首藤くんと真奈さんの言葉が心地よくて、色んな気付きがあった1日だった。 登壇者がまさかの全員34歳で同じ歳!というイベントレポートはゆっくり、じっくり向き合って書きたいなと思っているので少しお待ち下さい。 そんな興奮冷めやらぬ夜に、書きたいことは息子との対話。いつも息子は哲学的な問いを投げてくれる。 今日のお題は「里親と、子どもを好きでいられない大人」について。 ①明日来る里親さんについて説明をしていた明日、私の住むマナハウ

性教育勉強会をオンラインでやってみた #性教育 #5

私の大事なテーマ、子ども向けの性教育ネタ。オンラインだからこそ気軽に聞けるし、チャットだと言葉では発言しにくいことも書ける強みも発見。同時に、親子で今のこのコロナ禍でも、真剣に会話できる関係性に感謝。 イベントの内容と感想今回は、0歳の赤ちゃんから、小学校低学年までの保護者さんが参加してくださいました。 性教育の本も最近は多く出ていますが、やはり実際に家で子どもさんに聞かれた時に答えた言葉、子どもの感想、などは生の声で聞くのが一番!でした。 (オンラインだからこそ、会場の

赤ちゃんはどうやって生まれるのか 性教育 #3

今日はRACのMTG@二子玉川。一人ZOOMで参加したメンバーが誕生日で年齢の話などで盛り上がりました。 さて、今日は。 保育園が同じのママさんの家に遊びに行って、夕食を食べて帰ったときのことを今日は書きたいと思います。 赤ちゃんってどこから生まれるの?そのお母さんは妊娠9ヶ月なので、自然と赤ちゃんがどうやってうまれるのって話に。 「あかちゃん、どこから生まれてくるの?」 「股だよ〜下の方だよ〜」というと 息子も友達も『えーーー!?お腹にいるのに下から生まれてくる

いのちの出来方を、子どもと語り合った1日。(もっと哲学を語りたいと思った。)

性教育WS、少人数で開催いたしました。(写真はユニコーンをだっこする娘2歳と、子宮に卵のもとを貼る息子4歳。 余談ですが、娘は毎日、本当に毎日、どこに行くにも抱っこひもにぬいぐるみを入れております。) お呼びしたのはアクロストンさん。 ブログに興味を持ってFBに投稿したら、「自宅に来てもらってWSしてもらえるよ!」との情報をGET. ぜひアクロストンさんにお願いしたい!と思った理由5つ1,何よりBlogの発信内容が素敵で、伝えている内容もしっくり来るものだった。安心感

死について考えることは、生きることを考えることだと思う

最近、親子で夢中になっている本がある。 この死のほん、だ。 ちなみに、この本についてBlogを書こうと思っている時に、緒方貞子さんが亡くなった。 女性として、一人のリーダーとして尊敬する方だった。 とても残念に思うが、彼女が命をかけて進めてきたことを受け継いで社会に還元したいと強く思う。 死について思うこと人間の死は、あまりにも肉体に依存しているなと思うことがよくある。 心・脳・考えることのできる状態と、肉体の生命維持装置としての人生の終結のタイミングが、時にあまりに

見知らぬ1歳男子にうばわれた、娘のファーストキスと、叶わない息子の2回目の恋。性教育 #5

最近息子の、妹LOVEがすごい。 毎日ほっぺにチュッして、HUGして、アメリカナイズドされまくり。 (そしてそれをめちゃくちゃ嫌がる2歳娘・・・笑!!!) 今日はいつか忘れてしまいそうな、淡い思い出を書きたいと思う。 突然奪われたファーストキス(大袈裟w)最近思い出したのだが、アメリカにきて1ヶ月ぐらいで、娘のファーストキスは1歳6ヶ月の男の子に奪われた。 ちょっと離れた公園で、2歳の娘が気に入ったらしい、よちよち歩きの男の子がいた。 娘の方から、「赤ちゃんかわい

「赤ちゃんが捨てられることがある」と聞き、4歳の息子が泣きながら寝た今夜のこと。 性教育 #4

今日もお友達とリトミック、児童館とフルコースで遊び帰ってきてだいぶお疲れな夜。 寝る前は最近毎日、いのちの出来方の話を聞かれる。 なぜ寝る前か?先日、性教育に関して大尊敬する先輩方に聞いてみたことがあった。 私「個人としては性教育のことやいのちがどうやってできるのか、息子に聞かれたら伝えたい。でも、私の話を結構外に話すので、保育園で話されたら恥ずかしいなぁと思って話せないんです。」と。 すると 「これはママと◎◎君の大事なお話だから、パンツの中を誰かに見せないのと同