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うまくハモりたいなら「太い音」をめざそう

合奏中に白玉音符の和音ゾーンでよく捕まるんだよね~
チューナーではあってるんだけどしっくりこない…なんで?

こんな時は
音に太さを出すとイイ感じに改善される場合が多いですよ◎

今回は今より上手にハモれるようになるための
ハモリやすい音についてご紹介します!

■うまく「ハモれている」とは?

きれいなハモリの音のイメージはありますか?

上手にハモれている時は
ウワンウワンうねるような感覚がなく
とっても澄み切ったような響き
がします

倍音という
実際には吹いていないのに
吹いている音以外の音程が聴こえてくる
ところまでいくと
それはそれは心地よくてすごくきれいな響きがするんです!
(語彙力が少なくて多分伝わり切れていないのが残念です…)

>「ハモりやすい音」と「ハモりにくい音」がある

実はハモらせやすい音色があるのをご存じですか?

■ハモりやすい音

ハモりやすい音を目指すときは
以下の3ポイントを観察するのがオススメです

<観察ポイント>
・太さ
・温度
・響き

■ハモりにくい音

逆にハモりにくくなってる時の音
こんな感じになっていることが多いです(当社比)

<ハモりにく時の音の傾向>
・細い
・固い
・響きが少ない

■「太い/温かい/響きが豊か」な音を目指す

ハモりやすくするために
もう少し詳しく考察していきます。

>太い音にするためには

太い音というのは
もし音が目で見える物体だとしたら
「太い線状」のイメージです。

太くするためのコツは
身体から送り出す息のカタチを太くすると良いです
イメージとしては首の太さと同じ太さで楽器に送り込む感じです◎

>温かい音にするためには

温かい音というのは
もし音の温度を測ることができたなら
寒い日に手を温めるときの息ぐらいの温度」のイメージです。

温かい音を出すためのコツ
使う息そのものを温かくすると変化が感じられると思います◎

>響きのある音にするためには

響きのある音というのは
ホールで吹いた時に残る残響のようなキラキラが音に纏っているイメージです。

響きのある音を出すためのコツは
息をたくさん管の中に詰め込むことと
口の中の空間を広くとる感覚が大事な気がしています。

■ハモりにくいと思ったら太さをより意識してみよう

チューナーではいい感じの音程で吹けてるのに
いざ和音で吹いてみるとしっくりこない…

なんて時はありませんか?

この場合は
音の太さを出してあげることによって
イイ感じに改善されることが多いです(当社比)

他にも
各音との音量バランスの関係
音色の不一致などの場合もありますが
まず一番最初のアプローチとしては太さを意識すること
個人的にはオススメしたいです。

>音色研究はロングトーンがおすすめ

音色を研究したい時は
ロングトーンの時間を活用
すると良いです◎

ロングトーンっていかに拍を長く伸ばせるか大会になりがちですが
こんな長い時間音を伸ばすなんて絶好のチャンスなので
この時に自分の音を耳で観察してみてください

・太さがあるかな?
・温度は温かいかな?
・柔らかさ(響き)があるかな?

何かしらのお手本や好きな演奏者の音など
具体的なイメージがあった方が
比較できるのでより確認しやすくなります
よ~

■まとめ

今回はうまくハモるコツとして「太い音」を考察しました。

・音には「ハモりやすい音」と「ハモりにくい音」がある
・「太い/温かい/響きが豊か」な音を目指す
・ハモりにくいと思ったら太さをより意識してみよう

ぜひお試しください◎

次回(7/5配信予定)は
いい音になるために意識することをお話ししようと思います。


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イベント全滅中なので純粋に生活の糧になります… いつまで続くんでしょうかね… さすがにだいぶダメージが大きくて泣きそうです(苦笑)