恋愛経済論

noteの記事を見ていたら"恋愛経済学"なるものが。恋愛も見方を変えれば"市場"ですし、そんな観点から語るのも面白いかなって思いました。

調べると大きく分けて主張が二つ。
①女性は上昇婚を志向する
→だから下位の男性には出会える機会が無い
②行動量を増やせば出会いの回数が増える
→つまり出会いたかったら行動量を増やせ

行動様式というか、思考パターンが、そこはかとなく昭和な感じがしますけど…①は一面的な様な気がしますし…②は時間的制約があるので…って思っちゃいます。勿論、個人的な感想です。

もう少し分析したり解析したら面白いのに…て思ったので、ここに記してみます。

◆パレートの法則

パレートの法則とは経済用語で、結構便利な言葉なので覚えておくといいかもしれません。二八の法則とか、80:20の法則とか言われたりします。

パレートの法則(パレートのほうそく)は、イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則。経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているとした。80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれる。
ウィキペディア

簡単に例えると
「売上げの8割は2割の社員に依存する」
「商品の2割で8割の売上を叩き出している」
他にもいろいろ応用できそうですね。

◆恋愛におけるパレート最適とは

前出の「女性は上昇婚を志向する」ですけど、恋愛市場において「男性の上位2割が女性の8割を独占する」と言い換えることもできるのかな?と。

昨今の世界情勢から、女性の1割がビアンさんで、女性の1割がトランスセクシャルさんだと仮定すると、男性の上位2割が恋愛や結婚を望む全て女性を独占することになります。理論上ですけど。

また逆も然り。上位2割の女性が恋愛や結婚を望む全ての男性に『優先的かつ有利にアクセスできる』ということです。勿論、理論上ですけど。

◆恋愛における行動量について

行動量を増やせば契約のチャンスが増える。だから営業は足で稼ぐんだ!が、昭和のスタンダード。令和な今はどうなんでしょう。わたしは営業から離れてしまったのでよくわかりませんけど。

わたしは行動量を増やすと膨大な時間が掛かってイヤだったので成約率を上げてました。これは、人それぞれなのかなぁ…って思います。

でも、有能な営業マンって押売りしないっていうじゃないですか。何となくわかるような気がします。お茶飲んで見積り置いて帰ってくると、お客様から契約したいってお電話きましたから。

行動量が少ない場合や時間が取られるのがイヤな場合は、行動の質を上げる様にしたらいいと思います。効率重視ですね。一期一会で出会いを大切にすると…良い事あるかもしれません。

◆魅力ある商品とは

人物をコンビニ・スイーツに置き換えてみます。TBSのジョブチューンが好きでよく観るんですけど、あんな感じで評価してみます。

・商品概要:容姿、化粧、ファッション、笑顔
・原材科名:人格、教養、品性、性格、健康
・会社概要:家族親族、出身地、出身校
・企業理念:信条、物語、価値観、趣味などなど

特に見た目は大切です。ただし、契約や購入の動機になるかどうかは別問題だとは思いますけど。

人間の五感による知覚の割合は、視覚83%、聴覚11%、嗅覚3.5%、触覚1.5%、味覚は1%といわれています。

身も蓋も無い話ですけど、認識してもらう上では視覚が重要です。美しさ、可愛さ、可憐さ、華やかさ、所作等は実装しておいて損はありません。

でも、それだけでは足りなくて、楽しさや、幸福感や、共感や…なんて言ったらいいんでしょう…物語性というか、ドラマ感というか、醸し出す雰囲気というか、総合的に知覚を刺激する演出も必要な気がします。そして決断へと誘われるんです。

頭ばっかりでも身体ばっかりでもダメなんですよ、きっと。商品も人も総合力。そして、他の商品に埋もれない為の特徴や売り。やっぱり差別化戦略も大切なのかなって思います。

もちろん、その顧客をリサーチして好みを把握、それに合わせて戦略を練り準備を行い効果的にアプローチをする。営業も恋愛も似ている部分がある様な気がします。全部じゃないですけど。

それにしても、どんな世界にも天性の人がいて、羨ましいなぁ…っ思うことがあります。

◆キラーコンテンツ

もしも奇跡あるとしたら、一発逆転があるとしたら、キラーコンテンツは大切だと思いますし、経験上、後々重要な役割をする様な気がします。

芸は身を助くって言うじゃないですか。人生何が起こるかわからないですから、お茶でもお花でもいいですし、ピアノでも声楽でもいいですし、趣味や嗜好、いろいろな引き出しやら教養やら増やしたり磨いたりするのも手だと思います。

全てはマッチング。受容体や触手が柔軟で多彩なら…出会える機会も増えるんだと思います。

わたしの場合は、タロットカードとトランプでした。人生は数奇で不思議と奇跡に満ちています。

◆初回面談の重要性

営業研修とかで、初回面談が重要だ、初回面談の所要時間が長くなると成約率が上昇する、とか。

すっとこどっこいが無闇に時間引き伸ばしたりしますけど…そうではなくて、楽しい商談は必然的に時間を忘れるくらい充実してるので成約に繋がるってことなのかも。たぶん、ここ重要です。

噂に聞くと、ディズニーランドのデートはハードルが高いのだとか。そうかなぁ…わたしは楽しくて楽しくて仕方ないんですけど。もちろん話すだけじゃなくて、見つめ合ったり、歌ったり、疲れたらベンチに腰掛けて現実に戻ってみたり。

そういえば、わたし、ディズニーランドにデートに行ったら、休園日で開かない門の前でお別れしたことがあります。ご縁がなかったのかなって。たぶん…それも人生ですよ、きっと。

◆結論

結婚の早い子って何となくわかる様な気がします。魅力的なので男の子が放って置きません。展開も速いですし、あっという間に決着します。

コンビニ・スイーツに置き換えると、大人気で、すぐに売り切れる、みたいな感じでしょうか。

誰にも取られたくない、誰にも渡したくない。

そう思わせた段階で勝負はついています。プロポーズは時間の問題ですし、「一生大切にしてくれるなら」っていう条件で"契約"すれば、後々の結婚生活で"優位性"が保てるかもしれません。

アプリで出会って3ヶ月で結婚しちゃった親戚の子に「どうして結婚したの?結婚の決め手って何?」って聞いてみたんですけど、彼の答えは「結婚しない理由が無かったから」でした。

加点法であれ、消去法であれ、結婚を意識することに繋がれば…前に進むんだと思います。

そして、一番大切なのは、結婚生活でも子育てでも、パートナーや子供達を魅了し続けること。

結婚生活や子育てっていろいろありますけど、エンターテナーであり続けることは、とっても大切なことなんだって、わたしは思ってます。

医者、学者、易者、芸者、役者。この5者を極めたら人生楽しいかもって、わたしは思います。

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