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2023年、育てたいもの


2022年もあとわずか。

私の2022年は、6月から再び会社員となった。

丸腰で個人事業主になって一気にマイマネーを吹き飛ばした2021年と比較すると状況は大きく改善。
ゆらぎの中、バランスを立て直しつつある。

経験から学んだ。
自由を最大限に活かすには周到な準備が必要だと。
帰る場所が担保されて初めて自由を謳歌できると。


さて、2023年はどんな年にしようか。

答えの代わりに、胸に去来した思いをここに綴る。

時代は埋没性から個人性へとシフト。

実は私、自分を関係人口創出コーディネーターを標榜している。(Stand.fm参照)

紀伊半島に色んな人たちを呼び込みたい。
できれば生まれた場所や年齢やジェンダーもばらばらが良い。
共通項のなかった色んな人たち同士を繋げまくりたい。
多くの相違点をあぶりだし抽象化すれば、たった1つの共通点がみつけられた時のあの高揚感が好き。

人を探るモチベーションは「面白いから」これに尽きる。もしかしたら私は人を単なる情報や複数要素の集合体としか見ていないかも。それでも良い。

先日12月25日、オフィスに近隣の方をお招きしてクリスマス会を開いた。

地元の方達同士が知り合えるキッカケに



特定のエリアに人の関心を集めようとする行為そのものが、結果的に地方創生と呼ばれる現象になると今は確信しているから。少なくとも私はそう解釈する。無論、当事者が楽しんでいる前提をクリアした上で。

私の現状の結論としては、バラエティに富んだ人たちと繋がるには以下の2点が必要。

①自分自身が面白い存在である
②SNSを通じて自分の考えを発信する

①面白さの定義を議論すると話が長くなるので割愛。
②まずはひょんなことから存在を知り、遊び半分で投稿してみたSNS。
いっちょ本気で育ててみようと思った。

育てたいSNS【Stand.fm】


10月3日を最後に投稿が滞ってたこちら、2023年1月1日から毎日1つ投稿することにする。
発信内容については以下で詳しく記すとして。



仕事で日常的にSNSを見ているけれど、それはあくまでも仕事。
今度は自分個人のものにも分析家としての視点を入れて取り組もうよって話。


ドメイン料不要のプラットフォーム


自分のホームページをお持ちの方はよくご存知だろうが、たとえばワードプレスのブログを持つと、ドメイン料(要するに土地代みたいなもの)が発生する。

アクセスを集め収益を生むことが出来るまでは粛々とコンテンツを作っていく必要がある。ご多聞にもれず私も数百円のクリック収益を生んだところで途中で飽きて放置しまっている。はい、赤字です。

一方で、SNSはいわば、土地代の発生しないプラットフォーム。
え、最高じゃん。こう見えて私、実生活でも固定費を削ることに命をかけてるから。見栄っ張りで飽き性だけどそこは、ね。

その参入障壁の低さから、これまでは「気が向いた時だけ」の投稿に終始していた。それを期日をつけて、コンテンツ管理したらどうなるだろうか。時々はいやになってしまうんだろうと容易に想像がつく。だから対策が必要。

コンテンツは?

これまでの発信をかえりみると、だいたいこんな感じ。

・いまじぶんが住んでいる和歌山のこと、ローカルライフスタイル
・取材で泊まらせてもらった宿泊施設のこと
・多様な働き方について(リモートワーク・ワーケーション)
・SNSマーケティングをもちいた地方創生の例
・人口統計学の観点で見る地方自治体、少子高齢化の現状
・これから増えて行くであろう空き家利活用について
・多言語話者から見る日本語、身近で耳にする方言
・練習中のギターについて
・大好きなお酒について などなど

一言で言うと、新しい体験をする楽しさを知ってもらえたら。

かつての私と同じように腰重くて怖がりな人に、大丈夫だよと言いたい。
チャレンジしてみても良いかな、してみたいな。
そんな動機付けの一助になれたらこれ以上の幸せはない。

少しだけ、自分の過去の話をさせていただく。

以前、私は某宿泊施設(ゲストハウス)で4年半働いた。でも実を言うと最初は旅行が好きじゃなかった。英語をマスターするまでは海外に行こうという発想になれなかったし、日本国内であっても新しい環境に行くことはいつも怖くてたまらなかった。慣れない環境に疲れるだけ。インターネットで情報収集はできるし、わざわざ現地に赴く必要はないと心から思っていた。
そんなビビりな私の同僚として一緒に働いていたのは、正真正銘の旅人。旅行先の言語が理解できずとも一切気に留めることもなく、風の向くままにありとあらゆる場所に飛んで行ってしまう。なんて恐ろしい。〇〇が起きたらどうするんだ。▲▲がなくなったら?
文化が自分のそれとあまりにも違い過ぎて消化不良を起こしてた。

そんな私も時間をかけて少しずつ彼らと同じように軽やかになった。朱に交われば赤になるというか。怖さの先に待っていたのは想像だにしなかった広くて自由な世界。
4年半の歳月を経て私は環境変化のメリットを説く、極めて戦略的なフッ軽となった。

あー失礼。つい話が長くなった。
2021年、なんで投稿を続けられなかったを考えてみる。

投稿を継続しなかった原因と対策

スタエフについては今年の4月から投稿を開始したものの、何日か連続投稿しては途中でストップを繰り返し、10月を最後に投稿を止めてしまってたのよね。

続かなかった理由と考えられる対策を記しておく。

①自宅にwifi環境を整備しなかったこと

私が一人暮らしをしている自宅にはWifiがなく、しょっちゅう無目的にスマホをいじっては速度制限低下におちいっていた。

★解決策
→【最有力1】ポケットwifi購入
→【次点】無線LANを弾く※
※躊躇っている理由は、以前の家に無線LANを設置後、半年足らずで退去し5万円ほど違約金を払った経験があるから。私の居住エリアでは回線設置後2年以内に退去すると、違約金が発生する仕組みになっている。今の家に2年以上住む確証がまだ持てず二の足を踏んでいる。

ポケットwifiを手にするまでの間は、家から徒歩10分程の距離にあるオフィス(強wifi!)にスマホを置いておき、起きた瞬間にすぐ支度をしてオフィスに向かわざるを得ないようにしよう。


②いつ、どのタイミングで収録するかを決めていなかったこと

→朝一、起きてからまず収録(収録するまでは朝食や身支度以外のこと一切他のことをしない)
Facebookやinstagramなど他のアプリをスマホ画面から消しておく?
→SNSアナリティクス見る仕事をしている関係上それは非現実的。
→ディスプレイを別ページに分けておくなどする。

③コンテンツを決めていなかった、何を話そうか考えているうちに面倒くさくなって収録しなかった

→Airtable などでコンテンツスケジュール管理を導入する
→タイトル案だけでもストックしておき、何を話すかはその場で決める

・突発的なイベント(宿泊を伴う行事参加、早朝スケジュール)に対応する計画をたてていなかったこと

→朝に収録投稿が難しいと分かっている場合、前日までに予約投稿を利用

ギターを人前で弾く機会を作る

SNSでもそうなんだけど、自分一人だと継続する難易度が上がる。怠けても誰にも迷惑がかからない状況で、自分を律するのは至難の業。一方で、誰かに披露する機会があれば、比較的続けやすい。もう一度言う。人間って見栄っ張り。私は特にそう。

コロナ禍で閉店した宿泊施設(元勤務先)から受け取ったギター。思い出が詰まっている。Youtubeを見ながらたまに触る程度だったけれど、2022年、バンド仲間が出来てから私のギター熱は一気に加速した。

バンド仲間が出来たのはでかい

今夏、セミの鳴き声が響き渡る中、うちにエアコン設置に来てくれた電気工事屋さん。40-50代のイケてるおじちゃん?そういえば年齢聞いてなかったな。

作業完了後、額に流れる汗をぬぐいながら、ふすまのそばにたてかけられたギターを見つけて「ギター弾くの?」と声をかけてくれた。

それからしばらくして。よかったら一緒にやらない?とギター仲間に誘ってくれた。

工事屋さんに連れて行ってもらった、自宅から車で小1時間程の距離にあるスタジオで、長年の友人だという土建屋さんの兄貴とはじめまして。ギターを弾かせたら、すさまじい腕前に圧倒。なんちゅうイケオジコンビ。ブルースハープも奏でるとか。いやいや、かっこよすぎか。

12月からはカホン奏者だという主婦の女性と知り合い、彼女も仲間に。

月に一度の集まりで披露するために私は毎日ギターを触るように。
2022年12月28日。Amazonでギターチューナーをぽちった。

皆で演奏できる頻度は月に一度あれば良い方。そりゃあ仕事や家庭を持つ社会人だからね。

昭和歌謡Youtubeチャンネル

これ、作るの大アリと思ってる。 

私個人としてはフォークソングや昭和歌謡が好き。ジャズも。メロウな曲調に載せられたハイセンスなリリックが胸にぐさぐさぶっささる。
動画プラットフォームは数あれど、4台巨頭の1つとしてYoutubeが君臨するのではなかろうか(実は某インフルエンサーのYoutubeチャンネルのアナリティクス分析をやってたこともあるよ)
もし自分でやるとしたらギターだろうなと思う。同世代はほとんど共感できないであろう趣味全開、北口和沙さん的なYoutubeチャンネルを。

総括

結論、やはり何事も続けなければ大成しない。しかし、楽しいことしか続けられないのである。自分を苦しめることを好む余程のマゾヒストでなければ。

私にとって楽しいことは冒頭に述べた通り、色んな人をまぜこぜにすること。面白い皆に会いに行きたい。いろんな事実や要素をこの目でちゃんと確かめたい。違う場所に向かう足は、まだ少しすくむけれど。

何にせよ今年も沢山遊んでくれた皆様、ありがとう。また来年。







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