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浜村温泉で映画をつくる記録〈2〉どんな映画をつくりたいのか。

どんな映画を創りたいのか。

一言。

私の映画を創りたい。

だけどそれを具体化すると、コロコロコロコロ変わっていく。私の中で普遍的なメッセージや核心を映画に込めたいのだけれど、これ!!!!というものが、うまく言葉にできないから、なかなか進められないでいる。

だけど、一言「私の映画を創る」その気持ちはずっと変わらない。浜村の人が喜ぶ映画を、とか、社会に問題提起する映画を、とか、浜村を有名にする映画を、とかいろいろ考えたこともあったけれど。そんな映画は、私が撮らなくても、お金を出してプロを呼べばなんとでもなる。

わざわざ私が映画を撮るなら、「私」を描くことでしか、意味なんてないと思う。一生に何本も映画を撮れるわけじゃない。プロの映画人じゃないのだから。誰かから依頼されたわけでもない。私がただやるのだから。全責任を自分で取り、一生に一度の映画を撮る。

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