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浜村温泉で映画をつくる記録〈1〉浜村温泉で映画を撮る。

浜村温泉で映画を作ることを記録していく。私は映画監督でもないし映画関係者とも言えない。自称、女優だ。女優というのが恥ずかしいから、山陰土着系女優だと名乗ってる。今は広島に住んでいるけど、女優の仕事はしてないし、探してもないし、作ろうとも思ってない。私は島根と鳥取専門の女優。島根で演劇をやっていたこともあったけれど、今となっては、鳥取市の浜村温泉で年に一度撮影に参加しているのみ(語る夜という朗読ユニットはまた再開したいとは思ってる)。

だけど今は司法試験があるから、合格するまで、女優は休業するとことるり舎(浜村温泉の映画祭の本部やメンバー)のみんなに宣言してきた。

だから今すぐ映画製作に着手するわけじゃない。

だけど、火を消すのとは違う。何気ない時に、ふと、アイデアがよぎったりする。あとはこれまで抱えてきた思いやアイデアも忘れたくないので、ここに全て書き留めておく。

それを公開する理由としては、人に見てもらうという意識を忘れないため。ほんのちょっとした形にもならないアイデアでも、アウトプットできなければ、それはアイデアでもなんでもない。自分が思い付いたことを文字にして、それを自分で読んで理解できたり思い出したりできればそれで初めてアイデアになる。

だから、誰か他者のために書くわけではなく、どこまでも自分のために書く(まあこのnoteは全部そうなんだけど)。

一人で思い付いたことを、このnoteという会議場で発表して、議事録として残す。そして、司法試験に合格してから、それらのピースを繋ぎ合わせて作品にしていくことにする。

アイデアは、生み出すものじゃなく、湧いて出てくるもの。ものを作らずにはいられない性分の人間なので、湧いてきたアイデアは無視しない。むしろ、一度湧いてきた素晴らしいアイデアも、私すぐ忘れてしまって、思い出そうとしても無理だったりする。忘れちゃうアイデアなんて、大したものじゃないと言う人もいるけれど。世界にはいろんな人がいる。私がゴミだと思ってもそれを価値あるものだと言ってくれる人もいる。LGBTQのことコラムに書いてきて、そのことを痛感する。

だから全部書き留める。

私史上最高の映画を浜村温泉で、つくる。

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