救国シンクタンク◆自治体経営研究会セミナー第7回「マニフェストの作り方」セミナーレポートR6.8.25 (Ver1.1 R6.9.2 メルマガ抜粋追記)
はじめに
回を追うごとに参加者が増え、今回は会場も途中変更、席も増設。満員御礼の回となりました。
新橋駅周辺が分からな過ぎて出口を間違え笑、病み上がりで、ハイヒールで、猛暑で、GOTAXIアプリを地上でダウンロードしてタクシーを呼び、正解でした笑
裕哉様の、市場価格30万する講義内容、議員からの成果報告など、楽しみな要素満載のセミナーをレポートします!すでに、様々な方が発信されていますので、減税あやさんらしい?笑 レポートをお届けできればと思います。
議員による成果報告会
今回はこちらの4名でした。
鶴見孝弘 小山市議会議員(栃木県)
筒井洋介 品川区議会議員(東京都)
岩田英高 川崎市議会議員(神奈川県)
渥美嘉樹 菊川市議会議員(静岡県)
筒井議員は、玄人受け?する内容で、質問に対し行政側がどのように回答したかが詳しく報告され、同じ品川区民である渡瀬裕哉研究員は、地元の有権者の顔で反応していました笑
とにかく何度でも、ことあるごとに「事務事業評価」をキーワードとして連呼し、浸透(洗脳?笑)させることが大事だ、と、ご自身の実感からお話されていました。
岩田議員の報告は、かわさき減税会勉強会でもメンバーが報告してくれた、安全保障に関する引き続きの質疑と答弁についてでした。
このように、質問を何度も重ねていくことで行政の回答も変化したり、発展があったりします。あきらめず継続することは力ですね!
アーカイブの学問が議会で実現された! 鶴見貴弘 小山市議会議員
鶴見議員が手にしているのは、小山市のコロナワクチン予診票です。
政府は、このワクチンの後遺症について現在のところ無期限で対処することを決めているそうです。(文書を探しましたが、よくわかりませんでした。)後遺症についての研究自体が発展途上だからなのかもしれません。
しかし、小山市のこの予診票保管期限は5年間だそうです。(川崎市はどうか問い合わせ中)
政府は無期限なのに、市が5年でいいのか?と疑問を持った鶴見議員が行政と掛け合い、陳情も提出。その結果、期間を延長することが決定。行政は紙ベースでの保管場所が無い、と言い訳したそうですが、PDF化してUSBでの保存も提案したそうです。
行政のアーカイブが非常に稚拙な状況になっていることを、前回のセミナーで嘆いておられた倉山満理事長。それが、このようにすぐ成果となったことに本当に感激しておられました!
前回のセミナーはこちらにまとめてございます。
倉山所長から、学問の限界を感じられたようなご発言がありましたが、私は役割の違いだと思います。今まであまりにも学問の知見を勉強する議員が少な過ぎるので、そこが限界になっているのです。救国シンクタンクの発信と、このような議員活動が今後も広がれば、日本はますます良くなりますね!
事務事業評価を議会で評価する議会改革! 渥美嘉樹 菊川市議会議員
私が管理人を務める、facebook公開グループ「救国シンクタンク応援グループ」にときどき活動報告を投稿してくださる渥美議員。いつも素晴らしいなぁと思っていました。今回は直接ご挨拶させていただきました。渥美議員は、菊川(きくがわ)市でトップ当選されている責任感が凄いと思いました。立て板に水のように爽やかにお話されて、何気ないことのような気がしてしまうくらいなのですが笑 前回(第2回セミナー)の活動報告も凄いんです!事務事業評価を公開させたのです!(会場でも拍手が起こらないほどの軽やかな報告でした笑)
そしてこのとき、行政評価を議会で取り上げることを、議会運営委員会での議題にした、というところまで報告がありました。
そして今回、その活動により、議会において年に4事業ずつ行政評価を行うことが決定された、という報告がありました!素晴らし過ぎる!!✨
さっそくチャンネルくららから報告動画が上がりました。
多摩市でも事業評価を議会で行っています。
国会議員として、浜田聡参議が毎回参加してくださり、前回の都知事選に立候補した方にもお声掛けくださったそうです。開会のご挨拶は、ゆざわ屋減太君Tシャツを着た内藤陽介先生でした。
内藤先生、Tシャツもお似合いです!
マニフェストの作り方 渡瀬裕哉研究員
前半は講義、後半はワークショップ、という構成。ワークショップはどうなるのか、楽しみでした。
渡瀬裕哉研究員のマニフェスト経験
すでに周知となっていますが、渡瀬裕哉研究員は大学院生時代に東国原氏の宮崎県知事選挙マニフェストチームの中心的存在でした。
以前、ネット上で「そのまんまマニフェスト」を読んだことがあるのですが、今探してもなかなかみつからないです。やっと新聞記事と論文をみつけました。
大学院時代の想い出話を語ってくれました。セミナーでは産経にすっぱ抜かれた、といっていたけど、朝日新聞じゃないのかな?笑
↑からダウンロードします。
宮崎におけるマニフェスト型行政の展開 -東国原県政の半年間-
選挙は大成功。そしてマニフェストがブームとなるのでした。
そんなマニフェストの元祖火付け役からの、直々に本日の講義!
最高です!!♡♡♡
以下にポイントを記します。
自分とは何者なのかを知る
講義の中で、非常に興味をそそられる話がありました。
「このマニフェストができれば、街頭演説中に何を聞かれても答えられるようになります!」(この言い回しの通りではないです。)
そんな万能なマニフェストや、地域の課題を網羅する知識を得ることができるのでしょうか?
実は、それは知識以上に大切な事があります。
それは 「自分とは何者なのか」を明確にすることです。
それさえあれば、どんな質問がきても大丈夫だ、というのです。
全てを自分事に引き寄せて話す。
知らないことを無理に話そうとすれば墓穴を掘り、自信を失います。
全ては見せ方。
それができるためには、自分が自分を知っていること、が大事なのです!
なんかとてもスピリチュアル!笑
マニフェストの三つの機能
① 役人用に適度なレベル感で財源と期限を示す。
(詳し過ぎても、言質をとられたり、批判の対象になってしまうし、そもそも覚えられない)
②有権者の基本メッセージアピール。なぜ自分でなければならないのか。
③支持団体の意見を入れていく。利害調整。
そして、ストーリーとして
現状 ⇒ 課題 ⇒ 方法
それがなぜ自分でないとだめなのか、を語れるように、自分の政策を構成していきます。
大事なコツ
そして、とても大事なワードが。
「敵に反対させると勝てる」
これは深いです!
つまり、「〇〇反対!」と叫ぶ人たちは負ける、という法則です※。
(※「全ての増税に反対!」はどうなんだろう?と質問した件はあとがきで)
前向きなことを書くのがセオリーです。
なぜなら、日本という国は、反対のときは理由を述べる必要があるが、
賛成のときは理由が必要ないからだそうです!!! 言われてみれば。。。そうかも?!
それから、数字は3回言う、のがコツだそうです!聞く人の記憶に定着するのだそうです。
以上を踏まえた上で、ワークショップではマニフェストを実際に作成していきます。
ワークショップ
まず、静岡市に市長、または市議として立候補することを前提としました。
自分のプロフィールを確認する
自分が何者なのか、を客観的に見つめ直します。年齢、職業、家族構成、学歴などから、自分を差別化するポイントが何なのか、を見出します。
この作業が全て、といっても過言ではないほど重要です。
市の情報から課題を抽出し、解決方法を提示する
次に、配布物として静岡市についての様々な資料※から、市の課題と解決策を自分なりに見つけ出します。この自分なりに、というところがポイントになってきます。
※資料とは 静岡市のあらまし、静岡市の現状(基本計画)、産業別就業人口の表、決算カード などです。
団体からの要望リストと利害調整する
セミナーでは実際の”〇〇党静岡市議会議員団会派要望一覧”が配られました。たくさんあるんですねー(;^_^A ざっと数えて100くらいあります。
自分のマニフェストに書いたことが、この一覧の要望と照らし合わせてOKか、ちょっと変更すれば可か、却下か、を判断します。
上記の3ポイントを、用紙に書きます。
実際に書いてみた(減税あやさんの場合)
懇親会で裕哉様にお話したら、合格でした!笑
数名の議員(衣川さん、岩田さん)が名指しされて、発表しました。
あとがき
あっという間の3時間半。今日も楽しく充実したセミナーでした。裕哉様も楽しそうでしたし、倉山先生も、素晴らしい成果報告に感激されていたし。そういえば、倉山先生もワークショップに参加して、マニフェスト書いていたら立候補したくなったそうです笑
懇親会とその後の二次会で、「全ての増税に反対!」は負けるのでは?と聞いたら、今はその反対!によって増税に反対である人々を明確に先鋭化させる時期だ、というお考えなのだそうです。私はいつも「反対に賛成!」って投稿しているのですが、実は言霊ってやっぱり大事なんだなぁと思います。自分探しがマニフェストの肝だったわけですが、自分探しと、自己肯定感が立候補者には絶対必要です。これは、スピリチュアル的には全ての人に必要だと考えます。私はなぜ、選挙、政治のことに惹かれたのか。それはとてもスピリチュアルな世界だったから、なのかもしれないと思いました。
以上で セミナー報告でした! 有料級?!笑
減税あやさん R6.8.27記
追伸 懇親会の様子
追記
後日、救国シンクタンクの研究員メルマガで、裕哉様から発信がありました。
自分なりに振り返った直後だったので、尚更このメルマガが胸に刺さりました。
毎回感動させられる、渡瀬裕哉研究員の心意気と実行力。そして救国シンクタンクの存在。
またまた惚れてしまうのでした♡ 笑
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