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環境省のレジ袋使用状況に関するWEB調査をじっくり読んで、環境省に質問してみた。そして回答が来た~✨感謝です!💕

レジ袋有料規制が令和2年7月1日にスタートし、その4か月後に環境省がアンケートを実施した。

令和2年11月レジ袋使用状況に関するWEB調査
2020年12月9日
環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室
「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」広報事務局

そのアンケート調査結果をあらためてじっくり読み説き、あらたに疑問が湧いてきました。

以下は、環境省への質問と回答です。
※【質問】:私から環境省への質問
➡:環境省担当者の回答
⇒:回答を読んでの私の感想

【質問1】このアンケート結果をより深く考察した資料などはありますか?➡アンケート結果については、この資料以上のものはございません。


【質問2】 人間の行動として、
有料義務化される➡レジ袋が必要な時だけ購入する
と行動が変化することは容易に理解できますが、
有料義務化される➡プラスチックごみ問題について考える
となるのかどうかはこのアンケート設問
レジ袋の有料化が始まって以降、プラスチックごみ問題への関心は高まりましたか。
の設問、
⦅⾼まったため、⾏動や意識に変化があった 29.5%⦆
と、次の質問
プラスチックごみ問題への関心が高まったことで、どのような行動や意識の変化がありました か。(いくつでも)
の設問
⦅マイバッグ(エコバッグ)を購⼊した 27.1%⦆
から試験者の約30%が有料義務化により関心が高まり&意識の変化があった、と読める(同一人物かどうかは不明)と考えましたが、
環境省はどのように考察されていますか。

「レジ袋の有料化が始まって以降、プラスチックごみ問題への関心は高まりましたか。」の回答から、29.5%の方が有料化により行動や意識に変化があったものと認識しております。

【質問3】もともともらっていない30.4%と、有料化&ゴミへの関心が高まったためにもらわなかったと思われる約30%を合計すると、約60%となり、省令開始後のもらわなかった人70%との比較から、
もらわなかった人70%のうち10%は有料だから、という理由が主な理由であり、あとの60%は関心の高まりによるもの、と考えるが環境省はどのように捉えますか。
11月計測時のレジ袋をもらっていない71.9%と3月計測のレジ袋をもらっていない30.4%の差分の41.5%が有料化によりレジ袋をもらわなかった人に当たると認識しております。

⇒この回答から、環境省は、関心の高まり(啓発度)については全く考察をする意思がないことがわかります。

【質問4】
ライフスタイルの変革については、
レジ袋を無料でもらうのが当たり前で断ることなど考えもしなかった➡有料になったために必要かどうかを考えるようになった
ということは起きうる現象だと思いますが、
環境省の目指すライフスタイルの変革としては、
これがたとえ無料でもらえる場面であったとしても、
必要かどうか考える、という習慣を身に着け、マイバッグを持参することが当たり前になることが目指すところ、なのだと考えますが、合っていますか?
環境省のお考えをお聞かせください。

御指摘の「無料でもらえる場面であったとしても、必要かどうか考える、という習慣を身に着け、マイバッグを持参することが当たり前になること」のみが環境省の目指しているものではございません。「有料になったために必要かどうかを考える」ことについても、ライフスタイルの変革に含まれると考えております。
※質問4の回答が上記のとおりですので質問5・6は飛ばします。


【質問5】
質問4が正しい場合は、レジ袋有料義務化を一時試験的にストップし、店舗に有料、無料の判断をさせて、規制を緩和し、消費者のライフスタイルの変革が起きたのかどうかを検証する可能性はありますか。

➡(飛ばされたことに対して再質問した。それに答えて)「有料になったために必要かどうかを考える」ことについても、ライフスタイルの変革に含まれると考えておりますので、「レジ袋有料義務化を一時試験的にストップ」することは検討しておりません

【質問6】
質問5の可能性が無い、という場合は、
ライフスタイルの変革が十分国民に浸透したかどうかの評価をどのように行いますか。
➡回答無し。理由は【質問4】…で合っていますか?との問いに「合っていない」から、答える必要が無い、という返事でした。

【質問7】この有料規制を何年までに目標値を設定する、などのマイルストーンはありますか。

御指摘のマイルストーンはございません。

⇒つまり、目標ももたないエンドレス設定ということかと。

【質問8】
レジ袋有料義務化により、
国民へのプラスチックごみ問題への意識向上、
ライフスタイルの変革が浸透したか否か、のアンケートを今後また実施する予定はありますか。
その際、アンケート内容を国民からの意見を取り入れて作成する可能性はありますか。
先日(対面レクのこと)ご回答させていただきましたとおり、レジ袋有料化の効果については引き続き検証してまいります。アンケート調査を実施する場合は、その内容について社会的要請も踏まえて検討してまいります。

⇒社会的要請も踏まえて というところが、国民からの意見を取り上げるかどうかも含めて、に対する回答に該当するのかな。

追加【質問9】
このアンケートにかかった調査費用、委託先があればその調査会社を教えてください。
➡回答無し
⇒追加質問で、後からメールしたため、認識されなかったと思われる。

以上、環境省との間で、回答の催促や確認など、お手数をおかけしたN党浜田聡議員秘書、末永さんには心より感謝いたします💕

減税あやさん💛


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