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レジ袋有料化および無料配布禁止を義務付ける省令の中止または一時中止を求める意見書の提出を政府に求める請願✨そしてその後

【要旨】
7月1日からのレジ袋有料化および無料配布禁止を義務付けるの省令の中止または一時中止を求める意見書の提出を政府に求めることを請願します。

【理由】
①レジ袋が環境に影響についての大臣の発言の変化の理由の説明がないこと②レジ袋が悪影響を及ぼすとされる科学的議論と根拠が無いこと
③使い捨てのレジ袋が採用された歴史的経緯から現在の状況との齟齬
④行政による自由な商業活動への介入は日本国憲法違反であること

⑤プラスティック製造業業者、小売り業者、消費者への説明とコンセンサス不足、コロナ感染で通常ではない社会状況における実施への混乱を避けるためにも時期尚早であること

以下、各理由について述べる。

①レジ袋が環境に影響についての大臣の発言の変化の理由の説明がないこと2019年6月、当時の原田環境相は記者会見で「レジ袋がプラごみに占める割合は多くないが、有料化は(削減の)象徴になる」と述べています。(参照)https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45638030T00C19A6CR8000/  この1年間にこの見解が「レジ袋がプラごみの主要な要因になっている」「有料化は象徴ではなく、確実に有効である」と変容した理由について説明がありません。

②レジ袋が悪影響を及ぼすとされる科学的議論と根拠が無いこと
環境省のHPでは、レジ袋が、
A海洋汚染の原因となっていること
B製造及び廃棄で排出されるCO2を削減することで脱炭素社会に有効であること
の2点が有料化の理由としてあげられていますが、他方では反対の理由も述べられています。
Aについてはポリ袋が海洋投棄物に占める割合が少ないことが環境省のデータで示されています。https://www.env.go.jp/council/03recycle/y0312-03/y031203-s1r.pdf
Bについては一例として清水化学工業のサイトを参照。http://www.shimizu-chem.co.jp/message.html

以上、相反する観点から科学的議論がしつくされているとはいえず、一概に悪影響を及ぼすと断定するには尚早であると考えます。

③使い捨てのレジ袋が採用された歴史的経緯から現況との齟齬が生じること昭和30年代までは、買い物籠に新聞紙や経木で生鮮品を包んで持ち歩き、帰宅後、荷物を出した後も駕籠自体はそのまま放置し雑菌が発生し、衛生面のトラブルの原因となっていた。その後、家庭での冷蔵庫の普及とあわせて、毎回新品のレジ袋を使い捨てにする習慣が定着していったことで、衛生環境は劇的に改善されました。現在日本は、コロナ感染症への対応として、事業者はマスク、手袋、透明シート、密回避など、様々な対策を迫られている中で、なぜここで逆に衛生面が疑われるマイバッグ を復活するのか。歴史的経緯からみてもまったく矛盾している政策であると言わざるを得ません。

④行政による自由な商業活動への介入は日本国憲法違反である
レジ袋を有料にするのか、無料で提供するのかは、事業者の経営方針、商品の性質、顧客対応や万引対策などから、事業者が自主的な判断すべきものである。そうした個別の事情を無視して、省令で一律にレジ袋の有料化を義務づけ、無料配布を禁止することは、経済の発展を阻害し、『日本国憲法』でも保障された経済的自由権の侵害である、と考えます。

⑤プラスティック製造業業者、小売り業者、消費者への説明とコンセンサス不足、コロナ感染で通常ではない社会状況における実施への混乱を避けるためにも時期尚早であること
当初、3月に予定されていた説明会がコロナ感染防止のため延期されたまま開催に至ったどうかについて国民に広く知らされていない。学者、有名人を使って広報活動する以前に、説明会の告知をするべきです。説明会は、消費者のみならず、ポリ袋の製造業、小売業者に対しても行われるべきと考えます。また、現在、小売業者および消費者は、コロナ感染防止のため、様々な対策を強いられており、日常には程遠い生活実態の中で、なぜこのような省令を早急に敢行しようとするのでしょうか。差し迫った理由の説明がないまま、環境を理由に国民に混乱と負担だけを求める省令には反対、または説明会の実施と国民への理解が得られるまで延期とします。以上2019年6月、当時の原田環境相は記者会見で「レジ袋がプラごみに占める割合は多くないが、有料化は(削減の)象徴になる」と述べています。(参照)https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45638030T00C19A6CR8000/  この1年間にこの見解が「レジ袋がプラごみの主要な要因になっている」「有料化は象徴ではなく、確実に有効である」と変容した理由について説明がありません。

レジ袋が悪影響を及ぼすとされる科学的議論と根拠が無いこと
環境省のHPでは、レジ袋が、
A海洋汚染の原因となっていることと、
B製造及び廃棄で排出されるCO2を削減することで脱炭素社会に有効であること
が有料化の理由としてあげられていますが、他方では反対の理由も述べられています。
Aについてはポリ袋が海洋投棄物に占める割合が少ないことが環境省のデータで示されています。https://www.env.go.jp/council/03recycle/y0312-03/y031203-s1r.pdf 
Bについては清水化学工業のサイトを参照。http://www.shimizu-chem.co.jp/message.html
以上、相反する観点から科学的議論がしつくされているとはいえず、一概に悪影響を及ぼすと断定するには尚早であると考えます。

③使い捨てのレジ袋が採用された歴史的経緯から現在の状況と生じる齟齬
昭和30年代までは、買い物籠に新聞紙や経木でくるんだ肉や魚を入れて持ち歩き、帰宅後、荷物を出した後も駕籠自体はそのまま放置して、そこから雑菌が発生して衛生面のトラブルが生じることは珍しくなかった。その後、家庭での冷蔵庫の普及とあわせて、毎回新品のレジ袋を使い捨てにする習慣が定着していったことで、衛生環境は劇的に改善されました。現在日本は、コロナ感染症への対応として、事業者はマスク、手袋、透明シート、密回避など、様々な対策を迫られている中で、なぜここで逆に衛生面が疑われるマイバッグ を復活するのか。歴史的経緯からみてもまったく矛盾している政策であると言わざるを得ません。

④行政による自由な商業活動への介入は日本国憲法違反である
レジ袋を有料にするのか、無料で提供するのかは、事業者の経営方針、商品の性質、顧客対応や万引対策などから、事業者が自主的な判断すべきものである。そうした個別の事情を無視して、省令で一律にレジ袋の有料化を義務づけ、無料配布を禁止することは、経済の発展を阻害し、『日本国憲法』でも保障された経済的自由権の侵害である、と考えます。

⑤プラスティック製造業業者、小売り業者、消費者への説明とコンセンサス不足、コロナ感染で通常ではない社会状況における実施への混乱を避けるためにも時期尚早であること
当初、3月に予定されていた説明会がコロナ感染防止のため延期されたまま開催に至ったどうかについて国民に広く知らされていない。学者、有名人を使って広報活動する以前に、説明会の告知をするべきです。説明会は、消費者のみならず、ポリ袋の製造業、小売業者に対しても行われるべきと考えます。また、現在、小売業者および消費者は、コロナ感染防止のため、様々な対策を強いられており、日常には程遠い生活実態の中で、なぜこのような省令を早急に敢行しようとするのでしょうか。差し迫った理由の説明がないまま、環境を理由に国民に混乱と負担だけを求める省令には反対、または説明会の実施と国民への理解が得られるまで延期とします。


以上

補足です。

請願はほとんどが審議未了、保留となります。
では意味がないのか?

この請願は公文書として残ります。
まずそのことに意味があります。
そして、私はこの請願が保留になったことで、

知りたかったことをそのままにしておけず、
「質問主意書」という形でこのあと、
政府に問い質していくことになりました。

減税あやさん💛


更に!後日、この請願のことを取り上げている記事を発見しました!

https://ieei.or.jp/2021/06/expl210629/

すごい引き寄せ✨ です!!

減税あやさん💛

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