見出し画像

いつかは、きっと…~介護を通して学ぶ~

皆さま
こんにちは、こんばんは、おはようございます。
kindle作家で気まぐれオーラ鑑定士の
倉本あや子です。

10/8(土)は「寒露」

そろそろ、
野草に宿る露が冷たく感じる時期になりました。
空気が澄みわたり、
すがすがしい秋晴れの日が多くなりましたね。
夜空に星や月が美しく輝くのを
見上げるのが楽しみな季節です。
秋の日は釣瓶落としと言いますが、
日が暮れるのも早いので
秋の夜長をどう過ごすのか
時間の使い方も楽しみながら工夫したいものです

自分の小ささを認めることで楽になる

親の介護に突入し始めて
まず最初に思ったのは
小さなことに腹を立てる小さな自分を
許してあげよう😁
ということです。
ちょっと取り繕った言い方をすれば、
人に優しく、自分にも優しく
つてことです🤭

実は、こんなことがありました。
お彼岸に
元気になった義父を囲んで
食事でもということにしたのですが……

「いただぎます」も「ごちそうさま」も
言わずに、食べるだけ食べて
実父の体調を気遣う言葉も、一言も無しに
まるで来てやったんだと言わんばかりの
義弟夫婦の態度に
驚くやら……呆れ返るやら……。

普段、親戚に邪険に扱われることを
批判していただけに
私としては、
自分がされて嫌だなと思うことを
私達の目の前でしてるだけよね😅

というか、
自分がしてることが回り回って
返ってきていることに気づけていないんだなと
思ったのです。

そして、
今後は愚痴は一切聞かないことに決めたのです。

介護にまつわり
多くの人の善意を受けて
感謝の気持ちでいっぱいだった私

こんなに身近に反面教師がいたことに
改めて気付き、
血が繋がっているとか身内だとか思うと、
心のどこかで淡い期待をしてしまっていたことに
苦笑い😅してしまいました。

我が家の5080問題

高齢の義父母だって
50歳も過ぎた息子が
「ごちそうさま」「いただきます」を
言えないからと言って
団欒の場の雰囲気を壊してまで
注意出来なかったようです😅

そりゃあ、そうでしょう……。

義弟一家が帰った後に
義母が、私に
「色々申し訳ない」と頭を下げたときほど
私も夫も複雑な気持ちになったことは
ありません。
同時に、そんな義母の姿を見て
年老いた母親にこんな思いをさせる義弟一家に
腹が立ったのです。

そんな些細なことで腹を立てた自分を
許してあげないと
この先続く介護は到底やってはいけないとも
思い直しました。

自分の気持ちをじっと見つめ、
自分の使命としてどこまでやっていけるのか?
その答えを探りながらの介護生活が
始まったのです。

自分の価値を認める勇気

不思議なもので、
一つ嫌なことが起こると
幾つもの嫌な思いが
次々と思い出されることがあります。

消えてしまいたいくらい
辛いとき、なにもしてくれなかったな……
そう言えば、あの時
優しい言葉の一つかけてくれなかったな……

突然
そんな夫に対する怒りみたいな
泥々とした気持ちが沸き上がってきたのです。

夫に対する感情と介護とは別の問題ですが
介護しているのは夫の両親。
夫は仕事があり、
介護にまつわる諸々の98%は
私の仕事になります。

きっと、夫にも言い分はあるでしょう。
それは、分かっていても
自分の気持ちをどうすることも出来ずに
感情をぶつけてしまう場面がありました。
それはそれで、後から自己嫌悪に陥るハメに…😅

そんな中で、
買い出しに出たついでに公園で
ボッーとしたり……
義父母寝ている間に
身体を休めたり……
そうして小刻みに自分の時間を見つけては
自分の内側の神様に
問いかけてみました。

「私を試しているのですか?」

何のお返事もないまま
1週間が過ぎようとした頃、
その答えが降りてきました。

それは……

「生きることと死ぬことは繋がっている」
「愛のある選択をし続けているうちは
 目に見えない存在たちは必ず
 見守っているから」

というものでした。

「【葉隠れ】みたいなことを言われても……
 武士でもなく普通の主婦である私には
 よく意味が分からないな…」
「いつもいつも、愛ある行動なんて
 とれる訳ないじゃない!」

初めは、そんな風に思ったのですが…。

確かに理由をつけて、
誰からも責められないようにしながら
介護から逃れることもできるのです。

では、逃げるの?
それで、私は幸せなの?

何度も聞いてみて、
今の答えは

今出来ることを
淡々とやるだけ

というものでした。

もしかしたら、
どこかで感情的になってしまうことも
あるかもしれません。

でも、そういう自分も認めてあげながら
前へ進んでいきたいなと。

いつかは、自分も年老いて
それまで出来ていたことがままならないことも
あるでしょう。

だからこそ、今日出来ることをきちんとやり
自立・自律した生活を過ごしたいと
思っています。

今日も最後までお付き合いくださり
ありがとうございます。

それでは
またお会いしましょう👋😃

この記事が参加している募集

よろしければ、サポートよろしくお願いします。いただいたサポートは今後の学びに役立てたいと思います。