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2024年6月28日 日常送ってただけなのに、もしかしたらライフラインが止まるかもしれない私の実況報告 結果

状況が変化しましたら報告いた……したかったのですが、1週間経ち、2週間経っても何の音沙汰もないのです。

電話一本無い中、カスタマーのお姉さんとエバーグリーンの担当の方を信じて迎えた週末12日。

一通の封書が届いたのです。

そこにははっきりと書いておりました。

「電気契約締結のお知らせ」

………………本当かな……?

確か契約日より前に解約された場合、契約は解除されるとカスタマーの天使は言ってました。
天使の目を盗んでこのお知らせが私にお知らされた可能性も否めません。
つまりやっぱり解約しちゃいましたと前の会社が容赦なく電気を止めた場合、我が家は16日に電気が止まるわけです。

判り次第連絡をくれるという天使の言葉を信じて、連絡が来て大丈夫の言質をいただけるまでは油断なりません。

落ち着いて考えましょう。

私はランタンと予備のろうそくを、そっと一か所にまとめました。
折よく流れた天気予報は、来週が高温になると知らせてくれています。
今の私には朗報です。
シャワーがご褒美になります。
なんなら湯船に水をためておけば、30度の温度低めのぬるま湯が手に入ります。
腰を浮かせかけて、4日後でいいんだったと座りなおします。

落ち着いてはいなかったようです。

そしてふと気が付きました。
カスタマーセンターは平日のみ…
今は夜で、明日からは3連休…
連休明けは、16日…Xデーです。

落ち着いた瞬間、もう積んでいたことに気づきました。

…………落ち着くのって大事です……。

じゃあもう、しょうがないですね…

私にやれることは多分全部やれました。
最悪の事態への準備も、脳内シミュレーションも何度も試しました。
妄想族であることはこういう場合利点でしかありません。ビバ妄想。
あとはそうですね…この3日間は入浴剤をフルに使おうと決心して、洗濯機を回すのでした。

そうして迎えた16日

私は居間の常夜灯を消し、恐る恐るテレビのリモコンの電源をON。
何事もなくテレビはついて、天気予報が流れ始めるのを、じいっと見据えて息をつきました。
エバーグリーンの担当の方、交渉してくれたのでしょうね、ありがとう。
カスタマーの天使、正確に状況を伝えてくれてありがとう。
話しの経緯は一切わからねど、我が家が停電の危機から救われたことだけはわかります。ありがとう。

私はライフラインが守られたことにほっとしながら、朝食を作るため、キッチンに足を向けたのでした。
電子レンジが問題なく使えることに感動し、電気ケトルが動くことに感謝し、給湯器が動くところに手を合わせながらはたと気が付きました。

常夜灯ついとった…

テレビの確認いらなかったよね…

こうして我が家に訪れた突然の危機は、静かに回避されたのでした。
お騒がせいたしました…

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