オリンピックを目前にして、思うこと。

スポーツは感動をくれる。
スポーツは希望をくれる。
スポーツは勇気をくれる。
スポーツが観たい。
熱いスポーツが観たい。
心を動かすスポーツに出会いたい。

東京オリンピック2020をとても楽しみにしていた。
2020年1月からその楽しみは、静かにゆっくりと確実に増えていく未知のウイルスに奪われる。

オリンピックだけじゃない、日常生活にも影響を及ばし、日本が世界が一変した。外出することをここまで苦労する日が来るなんて思わなかった。

入手困難になったマスク、アルコール消毒、なぜかトイレットペーパーまでも。ソーシャルディスタンスでの生活、イベント等の中止、飲食店の時間短縮。経済の不安定から、開催されるGo To イートやGo To トラベル。

いつまでも終わらない緊急事態宣言、感染者人数。そして変異株まで発生。

なにをどう対処することが1番の正解なのかわからない日々に、不確かな情報に振り回される中で、何が正解なのかもわからず過ごす毎日は今も続く。
マスク生活には慣れた、自粛生活にも慣れた。
だけど少しでも咳が出ると怖くなる。
1年でできたワクチンを打つことは、わたしにとっては怖い。

東京オリンピックは2021年に延期になり、現在も増え続ける感染者がいる中で、開催の準備をしている。

もしかしたら、今の環境だからこそスポーツで伝えらることがあるのかもしれない。

そう思い込もうとするけど、オリンピックを心から待ち望んでいたけど、今はあまりにも不安が大きい。

1年前に延期することになった理由は、感染拡大を防ぐためではなかったのか?
今年開催は、去年開催することと同じ状況ではないのか?
巨額の賠償金も保険で賄えるのは本当なのか?
本当なら、それでも中止しないのはなぜか?
ここまでしてオリンピックを開催する理由はなにか?
本当は賄うことはできず、日本経済は落ち込み、崩壊してしまうのか?

もし中止するのであれば、オリンピック選手を思うと心苦しくもある。
今回のオリンピックで選手生命を終える方もいるかもしれない。
だけど、選手全員が開催を望んでいるのか?

開催するのであれば、わたしは応援する。
相手に勝つことでも、メダルを獲ることでもなく
選手全員が未知のウイルスにかからないことに。

選手全員、それに携わる人全員が、なんの支障もきたすことなくオリンピックが終われることを望んでいる。

歴史に残る東京オリンピックが後悔するものになってほしくない。

わたしのような一般人が声を上げても届かない。
凡人のわたしでも、様々の事情があっての開催だということはわかる。
それでも疑問と不安が拭いきれない。

日本を変えることのできる権力者は、わたしが考える以上に頭を抱えているかもしれない。

勝手を承知で、立派なことが言える身分ではないことを承知で
日本の事情がわかってないなりに思うことは

日本を支えるトップが、日本を全力で必死に守る姿をわたしは見たい。


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