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経験が感動を深める

映画が好きな子です。

劇場には2歳の頃にアナと雪の女王を見に行ったのが始めでした。いとこ達とお出かけして見た映画は楽しい思い出になったのだと思います。この時のことは覚えていないと思われます。2歳の頃の記憶はもうあまりないからです。

劇場で見る映画は怖いシーンでは外に出るなどして、受ける感覚を自分で調整したりしています。

最近では、ママのお友だちが映画デートに誘ってくれます。二人で出かけるのも思いきりデートなので楽しみで、ますます映画が好きになっていると思います。


コロナウイルス感染の感染予防対策で、自宅にいる時間が長くなった時に、これまで使っていなかった映画を無料で見られるまたはレンタルできるサービス、prime利用を始めました。

見るごとに感想を書く約束で、映画を手軽に見ることを始めました。 

7歳さん、学校で感想文を書いているのかどうかわかりませんが、わたしなりに何を書くかを伝えて自由に見ることになりました。

アニメが好きなようで、プリキュア やドラえもんの映画を好んで見ていました。

ドラえもんのひとつでは、感動したとおんおん泣いていました。映画ってこんなにも心に語りかけ感情を揺さぶる。2時間ほどを集中して楽しんでいる。背景に流れる音楽も場面に沿って印象的で綺麗である。


最近では、好きなお話しのすみっこぐらしの映画を観にいき大いに楽しんで帰ってきました。これはぬいぐるみや文房具など数々のグッズが本屋などで販売されている他に、本も色々とでています。ストーリーのあるキャラクターでした。

もともと、本でこのお話しを読み魅力を知っていたのですが、やはり映画も楽しみました。

そしてレンタルで映画版が見られるようになり、さっそく見ていました。ちなみに情報を取るのが遅い方ですが、子どものお友だちのママが教えてくれます。

レンタル版をみて、やはりおんおん泣きました。そして昨日、数日ぶりにすみっこぐらしを3回目見ていて、やはり感動したと言いおんおんと泣きました。

『なんでおんなじのを見て、なんでこんなにも感動するんだ』そう言う娘。

そのシーンは、一緒に過ごした楽しい思い出があることとお別れがあり離れることになる場面。

この場面と重なることの経験が最近子どもにありました。

パパの転勤で遠く車で5時間ほど離れた街に引っ越したお友だちに会いに行ったこと。お別れのときは嫌がり、泣きながらずっとママに怒っていたこと。

大好きないとこたちにも、全然会えずにいて高校の寮に戻るのを前にいとこ達に会えたこと。たくさん遊んで絆が育まれていたのか、子どもの交流の深さがあるのが伝わること。


そんなエピソードが影響してなのか、生まれてからこれまでに経験したことが心のどこかでよみがえるのか、3回目にみる映画はひときわ感動だったよう。


『みんみが経験したことが感動に繋がるのかな』というとおんおん力強く泣きました。

純粋にお話しに感動できるその感受性はとても素晴らしいなと思います。

お人形遊びがとても大好きで、お話しを作り役を演じさせて遊ぶ日頃がある

1日いちにちが、この子にとって育まれている貴重な時間ということを大事に思わずにいられませんでした。

ママ自身の時間のこの瞬間を大切に思い、子どもに流れる一瞬の積み重ねを輝くものにしていたいと思う瞬間でした。

仕事なんか辞めて一日中家族のことだけを考えて何か役にたっていたい。そんな理想とのギャップを思う時もない訳ではない。仕事に励みつつこの子との時間を大切にしていきたい。

この子に経験をさせてあげられるという、大事な役割がわたしにはあるんですね。なんと身にあまるほどの。

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