”挑戦したい”と思っていてもなかなか一歩が踏み出せない件について
みなさんは、やりたいことや挑戦したいことはありますか?
私は「やりたいことリスト」を作って、これやってみたいと思ったことがあったらその都度、リストが増えていくしくみを整えました。そして暇だなーと思った時にリストを開き、できそうなことがあったらやってみたり、今すぐにはできそうにないものしかなかったら、未来を想像しワクワクできるようにしました。
しかし、私はなかなかやりたいことリストは増えていくばかりで、一向に減らないのです。なんとなくやりたいことがいっぱいあることは幸せなように見えますが、なぜ挑戦したいことなのになかなか行動に移すことができないのか。
人間には、現状維持バイアスというものがあります。バイアスとは思い込みのことで、現状維持バイアスとは現状を維持したいという思い込みのことです。この思い込みは無意識であることが多いのが厄介なところ。頭ではいろんなことに挑戦したい!と思っていても、無意識のうちに現状維持バイアスが働いてしまい、挑戦することができなくなっているのです。
奇しくも私もそのバイアスがかかっていて、やりたいことリストは増えていくばかりで一向に減らなかった一つの要因だと推測しています。
その解決策としては
雑音を極限までなくす
目標を書いた紙を部屋に貼る
この二つは現在進行形で私も実践しており、効果があると感じたやり方です。今の世の中、たくさんの雑音で溢れかえっています。その中に生きていれば雑音に目が向いてしまうのは当然のことです。でもその雑音を周りに置かないようなしくみをつくるだけで、頭がスッキリして挑戦したいことに手をつけやすくなります。雑音の例としては、使っていない物理的なモノ、着ていない服、なんとなく見ているテレビやYouTube、することないからとりあえずSNSなどです。わかっていてもついやってしまうことばかりですよね。私も中高の時は、雑音の中にいることこそが若者の証だと思っていて、頭がずっと重く、自分がやりたいことを考える余裕もなく、ただ周りに流されて生きていました。
でも今は、必要なモノしか置いていない部屋で、好きなYouTuberさんの動画だけを楽しみ、必要な情報を収集するためのSNS閲覧のように、雑音をうまく利用できるようになりました。
雑音をうまく利用するためにも使ったもう一つの解決策は、目標を紙に書いて部屋に貼る、です。
必要なものは、A4のコピー用紙(大きめの紙ならなんでも良い)とボールペンのみ。紙にタイトル、書いた日の日付、やること(3〜4つ)を書き、部屋に貼るだけ。実に簡単ですが効果は予想以上のものでした。この手法は、赤羽雄二さん著『0秒思考』とドナルド・サルさん/キャスリーン・アイゼンハートさん著『SIMPLE RULES』から一部を抜きだし、足し合わせたものです。
シンプルですが、これだけで私はYouTubeのスクリーンタイムが大幅に減りました。正直自分でもびっくりしています笑 あれだけのYouTubeオタクが、やることを書いた紙を部屋にはるだけで、観る時間が減るなんて。馬鹿馬鹿しいと思った方ほど実践してみてほしいです。
人間には長い年月をかけて習得してきた行動や考え方、周りの人との関わり方が染みついています。原子時代にはメリットの多いこと習慣でも、現代では生きずらくしてしまう習慣も多数あります。早く現代に適応してくれよ人間、と投げやりになってしまうこともあるでしょう。でもみんな悩んでいます。悩みを軽減するために習慣や思い込みに立ち向かってみませんか?
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