ソニー損保

なぜ車両保険に入るのか

自動車保険のうち、自分の車両の修理を補償する車両保険。
車両保険は大まか2種類あります。
①自損事故も補償する「一般車両」
②車対車がメインとなり自然災害も補償になる「限定車両」 

ざっくりした保険料の感覚でいくと、
「車両なし:1」 「限定車両あり:1.5」 「一般車両あり:2」

「車両なし」と「一般車両あり」でざっくり2倍くらいの違いがあり、
年間保険料5万円と10万円の位の差は、よくあります。

Twitterで「車両保険」と検索すると

何と比較してかは分かりませんが、高いイメージもたれがちですが、、

物件事故で解決まで長引くのは、「車両保険なし」の場合が多いです。

双方ないし一方が「車両保険なし」だと過失(責任)割合で揉めます。
保険使用でなく自費での修理費を軽減したくなりますから、割合が簡単に
まとまらないのは察しがつくと思います。

もらい事故でも要注意

赤信号停止中に、相手から追突された等 過失割合 自分0:相手10 のもらい事故でも要注意です。
特に、自分の車両が初度登録から10年以上経ってるような場合は。
賠償責任の考え方は「時価額」なので、相手の対物賠償責任では「時価額」が限度となります。

簡単に言うと、自車両の修理費が100万円でも、その車両の時価額が80万円。この場合、相手保険会社は自車両を全損認定し、時価の80万円しか払えません。相手保険に「対物差額特約」があれば最大50万円まで差分を出しますが、それ以上は払えません。何より、この特約は「リサイクルパーツ」の使用が前提となり、もらい事故なのに「リサイクルパーツ」使用なんてふざけんな的な考えになります。

そこで、自分の「車両保険」の登場です。車両保険は価額協定といって
1年間は時価額を考慮せず、年間通しで保険始期に定めた金額をお支払いします。上記の例でいけば、車両保険100万円付帯すれば、全損の100万円お支払されます。※価額協定特約付帯があるか確認してください。

いやいや、自分の保険を使用したら等級下がり事故有係数つき、次契約の保険料上がるやん!と。
「車両保険無過失特約」なるものがあります。0:10の過失の無い場合に限り、車両保険を使用しても事故カウントされません。つまり、次契約で事故による保険料の値上げはありません。この特約は、車両保険に自動付帯されてる会社が多いし、保険料は年間2,000円しないことが多いです。

まとめ

自分は安全運転を心掛けてるし、長年事故に遭ったことないから
「車両保険」やめる。で、自動車保険の更新した直後に事故した
お客様や友人をたくさん見てきました。

お金に余裕があって安全運転をしてる方は、無駄な保険料払う必要がないので、やめても良いと思います。

物件事故で過失割合に時間を取られたくない方や、もらい事故で泣き寝入りしたくない方は、「車両保険」の加入をおすすめします。

保険会社のおすすめは特にありません。一括見積サイトで安い会社探すもよし、ドラレコ商品のある会社選ぶもよし、好きな代理店経由もよし、共済もよしです。トップの画像はソニー損保より引用。

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