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大学受験塾の成功する立地戦略について【大学受験開業#16】

こんにちは!
塾開業のサポートやFC展開をしているアクシビジョンの朝倉です。

大学受験塾・予備校を作る際にまずはどこで出したいという立地を考えるケースが多いと思います。大学受験塾は小中がメインの学習塾とは違う立地戦略を考えないといけませんので、その辺りを記事にしていければと思っています。

ということで、今回は成功する立地戦略についてです!

立地は差別化の要素でも一番大切なものであるので、立地戦略は適当ではなく、しっかり考え抜くことが大切です。

この記事を最後まで読んでいただけることで、失敗しない立地での開業ができるかと思います。ぜひ、最後までお読みください。

高校生の行動をまずは考えよう

大学受験塾はターゲットが高校生と浪人生となります。その生徒たちが通いやすいところに出店しなければ生徒は集まりません。

高校生は基本的には電車か自転車で行動をしています。都会であれば電車が多く、地方都市であれば自転車が多いという状況かなと思います。まず、出店したいエリアの高校生たちの交通手段は何なのかということをリサーチすることが第一です。

電車で動くケースが多い場合

高校生たちが電車で動いている場合は、駅前立地の教室にすることが必須となります。電車で通うということであれば、自宅と学校の間の定期区間の間に塾を探すということが前提となりますので、駅前でなければ基本的に通ってもらえません。電車で動くケースは駅前立地が必須です。

自転車で動くケースが多い場合

自転車が多いという場合も基本的には駅前立地の方がいいです。自転車で動いている場合でも、駅周辺で塾を探すということはやっぱり多いです。ただ、その場合は駐輪場をしっかり用意できることが大切なので、駐輪場がある物件を選ぶようにしていきましょう。

立地を選ぶ場合に何を大切にすればいいか

それは、ずばり周辺人口の多さです。

高校の最寄り駅になっている場合なども重要ではありますが、一番は周辺人口が多いかどうかと考えてもらった方がいいです。

高校生は学校の近くの塾に行くよりも、家の近くの塾に行くという傾向の方が多いです。そのために、自宅の最寄り駅に良い塾があるのであれば、そこに行くという流れになるので、自宅の最寄り駅に塾がないという場合のみ、高校の近くや自宅と高校の間で探すという感じになります。

ある程度出店したいというところが都心エリアであれば、各駅に塾はありますので、周辺の高校生人口が多いかを一番に考えてもらえればと思います。

駅を使う高校生の人数もカウントしましょう

高校生の多くは電車で高校に通います。そのため、朝に高校生がどれだけその駅を使うかも非常に重要になります。

朝に高校生が500人以上駅を使っているというのがカウント取れたとすれば、その2%の10人を集客できれば最低限の集客はできることになります。

ですので、駅を使う高校生をカウントすることにより、駅のポテンシャルを測ることも可能になります。700名ぐらいいるといい数字かと思います。

駅からの距離はどのくらいの物件がいいのか

駅からの距離はもちろん近ければ近いほどいいです。

できれば、5分以内というのが理想的かなと思います。不動産会社が提示する徒歩何分というのは80mで1分という感じなので、5分というと400mとなります。ある程度それぐらいが限界かとは思ってもらった方がいいです。

駅近物件というのは5分以内、できれば3分以内で考えてもらえればと思います。

ターミナルがいいか、住宅立地がいいか

最初はターミナルより住宅立地の方がうまくいくと思います。ターミナルの場合は競合も多く、最初の開業という場合ですと経験値が低く、他塾に負けるということが多くなります。

また、FC加盟などであれば問題ないですが、なもなき塾がいきなりターミナルに出ても選ばれない可能性が高いので最初は住宅立地で進めることをおすすめしています。

教室長に経験があったり、FC加盟だったりなどであればターミナルもありかと思います。

まとめ

立地について色々書いてきましたが、基本的には「住宅立地の駅前」で行うことが最初の出店には良いと思います。このnoteでも何度も書いてますが家賃などが高くない物件にする必要が最初はあると思いますので、そうなるとあまり大きな駅ではなく、競合が少なく、家賃も安いエリアを考えるのもいいと思います。

立地については色々考えないといけないところではあるので、色々吟味して進めてもらえればと思います。

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