目ぼしい物件が見つかった時の流れ【大学受験塾開業#20】
こんにちは!
塾開業のサポートやFC展開をしているアクシビジョンの朝倉です。
前回は物件の探し方と申込のスピードをできる限り早くするということを書きました。
今回はめぼしい物件が見つかり、申込をした後に開業までどんな流れになるかを記事にしたいと思います。開業するために、物件を決めようと考えている方は多いかと思いますが、申し込んでからどのように動くかを理解されている方は少数派ですので、ぜひそのような方のためになればと思っています。
申込後にやるべきこと
内外装の見積もり
申込後にまずやるべきことは 内外装の見積もりを最初にやってもらいましょう。物件の内外装ってどんなことかがわからないという方は大学受験塾を開業する際は下記のことだけでも必ず確認、見積もりしてもらってください。ちなみに、内外装の見積もりが合わなければ申込をキャンセルしていいかを確認しておくことも大切です。
・授業スペースと自習室を壁orパーテーションで仕切れるかどうか
>消防法で仕切ってはいけないケースもありますので、しっかり確認してください。自習室が仕切られていることは非常に重要です。
・自習室のブースが何席入れられかをレイアウトしてもらう
>高校生・既卒生に毎日のように来てもらうことを前提とすると自習室の席数は生徒数の上限にもなるのでどれぐらい入れられるかをプロにレイアウトしてもらいましょう。
・トイレが2個できるか
>トイレが1個でもできますが、理想は男女別であることです。もし1個の物件なら増設ができるか、その金額はいくらかなどを出してもらうことは大事です。最初に予算が合うのであればやってしまうのもよい選択です。
・看板やカッティングシートが設置できるか
>外観に看板やカッティングシートを設置して塾があることを知ってもらう必要があります。できる限り大きく目立つようにしたいところですので、どこまで出せるかなどをしっかり確認して、その見積もりをもらいましょう。
・見積もりは複数業者さんにお願いしましょう
>信頼できる業者さんがいない場合は見積もりは複数社とりましょう。全然違うというケースもありますので、できる限りやすくて良い業者を選択していきましょう。25坪程度だと100〜200万ぐらいでは抑えたいところです。
FC・教材契約など
FCや教材の契約があるならこのタイミングで実施する形になると思います。次の借入には物件取得費、内外装費、FC・教材費用などが出た形で借入申込をするので、その辺りをわかるように請求書なども出してもらいましょう。
借入申込の準備
借入は全ての初期投資がわかるようにする必要がありますので、物件取得費、内外装費、机・PCなどの教室什器、FC・教材費用、開校販促費などがわかる状況にする必要があります。その辺りをしっかり把握していきましょう。
内装レイアウトをある程度でた段階で什器などを何を買うかなども確定していく必要があります。
多くの方が借入はとりあえず1000万借りるのように軽く考えがちですが、何にどれだけお金がかかるので、これだけ貸してくださいと説明しない限り借入はできませんので、その辺りは注意してください。
税理士との契約
必要であれば税理士との契約も視野に入れましょう。借入をする際に一番頼りになるのは税理士さんだと思います。地域の金融機関と繋がっていたり、同じ学習塾での借入サポートをした経験などある場合などは非常に頼もしいです。もちろん、費用はかかってしまいますので、自身でチャレンジしてみて、難しければ頼りにするというのもありです。
一般的には、自己資金の3倍〜5倍ぐらいを貸してもらえる感じになるので、300万ぐらいは自己資金を持っている方が借りやすいかと思います。
物件契約・借入実行
上記のことを着々と進めていければ、2ヶ月ぐらいでは物件契約や借入実行まで進めると思います。そこまで進めばもう開校にまっしぐらという感じです。
契約が終わったらあとは
教室長採用(必要であれば)
内外装工事の実行
販促活動
学生講師採用
什器・備品購入
開校
という流れで進んでいきます。
またこの辺りはこのnoteで順番に書いていければと思います!
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