【学習塾経営】合格への道を細かく見える化することの重要性!個別カリキュラムの実例大公開!
こんにちは!
アクシビジョンの朝倉です。
大学受験勉強って暗闇のトンネルを走っているようなもの
と私は表現することはあります。生徒が一生懸命走っているけど、今の道が本当にいいのか、スピードは出しすぎ、遅すぎではないかなど生徒自身は迷いがありながら受験勉強をしているケースがほとんどです。
その見えにくい合格への道を可視化してあげれば、合格率って絶対に上がると思うんです。
ということで、今回は「合格への道の可視化の方法」についてお伝えしていきたいと思います。
この記事を読んでいただくと授業だけの塾から脱却しようと感じて、大学受験指導の新たな一歩が踏み出せると思います。
可視化のためにやるべきことはたった1つ
それは、
個別カリキュラムの作成
です!
当たり前だと考えられるかもしれませんが、これをできている塾・予備校って非常に少ないのかなと私は思っています。
1人1人に対して、毎月どの参考書を何時間やるのかというのを明確にしたカリキュラムを提示し、それが計画通り進んでいるかをチェックし修正も行いながら、その生徒の受験を伴走してあげることが非常に重要です。
実際のカリキュラム例(私が昨年指導していた生徒です)
実際に私が昨年指導して、高校受験の偏差値54の高校に通っていて、信州大学に合格したという生徒です。国公立は毎年20〜30人ぐらいしか出ない高校なので良い結果ではありました。
下記が実際のカリキュラムですが、アクシブアカデミーは独自のカリキュラム作成システムを作っております。
※全国でも700教室が使っていただいている「受験コンパス」というシステムですので、もし、ご興味ある方はツイッターでも連絡ください。この記事では細かい説明は省きますので。
上記は3月からカリキュラムを作成していますが、6月に再度状況確認を行い、修正しているものです。手書きで書いてるのは私が独自でその生徒に伝えたいことを書いたものになります。(ここはシステムではなくアナログです笑)
生徒にはこの月までに何をしなければならないということをしっかり伝え、それを毎月状況確認を行い、修正をしながら最終的に合格へと導いていきます。
個別カリキュラムと学習管理は両方必須
カリキュラムで見える化したことで、やる気も高まり生徒たちは前向きに勉強するようになってくれるケースがほとんどです。
しかし、高いモチベーションは続かず、予定を遅れてしまう生徒はいます。
例えば、こんなことを生徒に伝えるケースが多いです。
今月150時間勉強する予定が、100時間しかできなかったら、10月にやろうと思っていたこの参考書ができなくなります。そうすると、合格率は絶対下がる。だから、今から3ヶ月でこの50時間の遅れをなんとか取り戻さないか?
このように春夏の段階で、秋冬の時期の話ができるのはこのようにカリキュラムを作って、定期的なチェックを行っているからできるものです。
10月になり、ここ何ヶ月かで勉強時間少なかったから、志望校変えましょうと言われても生徒からしたら「先に言ってよ!」となると思います。
我々はそれをできる限り無くすために、今月サボった分はこの勉強ができなくなるので、合格可能性下がるねと早めに伝えてあげることが可能になっています。
このようにカリキュラムを作り、学習管理を実施していくことが大学受験では最も大事なことだと考えています。
カリキュラムを作るためには、参考書や過去問の分析が必須
このようにカリキュラムを作ることは一見できそうですが、実は参考書や大学の過去問の知識が非常に必要です。
私自身はそのような知識はそこまで高くないですが、社内の教務部が分析している情報を基に指導を行っているので問題なくできています。
受験コンパスの分析も弊社の教務部が行っているので、それらを使っていただいても同じようにカリキュラムを作成できるかと思いますが、そのようなものを使わない場合は教室長さんが本当に大学受験の指導に精通していなければならないでしょう。
なので、この辺りは見える化するためにも何かしらのシステム導入や社内で教務部の立ち上げなどが必要かと思います。
先を見通す力が高くなければ、大学受験指導はできない
生徒は初めての大学受験であるので、先を見通すということはなかなかできません。ですから、担当する塾長・教室長がその生徒がどんな道を進んでいけばいいかを1年前からは確定しないといけないと考えています。
夏までにはこのレベルまでを目指す
夏休みはこの範囲を行う
11月の公募推薦入試ではここの大学に合格するためにこの対策をする
公募推薦が終われば、週1回は志望校の過去問を解く
など志望校からの逆算でカリキュラムを作成することが大事です。
積み上げではなく、逆算が大事
基本から進めていき、積み上げ式で勉強していても、本当に目指す大学に合格するケースは少ないでしょう。
現状と志望校に必要な学力を埋めるためのカリキュラムを逆算で作成するからこそ自分が思っていた大学の1ランク、2ランク上の大学に合格するということもできています。
まとめ
大学受験指導で最も大事なことの1つは個別カリキュラムを作ることです。個別カリキュラムの制度で合格率は大きく変わるので、ぜひ意識して作成してほしいと思っています。
さらに、それを伴走するための学習管理のフォローは必要ですので、その辺りも大学受験の指導をする場合は意識してもらえればと思います。
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