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わかりにくいけれどある意味、夢は叶っている件。


初等中等教育の先生には不評なプロフィールだろーなー(笑)

来週の、大学の授業用スライド、
自己紹介部分をリバイス。

うん。
何度見ても、初等中等教育の先生には、理解できんだろ、これ。

団塊ジュニアのこの世代にしては、
おそらく転職回数が多い方だと思う。

実際、自分も大学に入るくらいまでは、
進路選択→職業という道のりは、
もっとシンプルなもののように思ってました。
大学進学と就職という大きなターニングポイントで決断があれば、
あとはレールがあるような気すらしていて、
こんなに選択の連続になるなんて、想像もつかなかった。

アイデアを考えて形にすることが子どもの頃から好きだったから、
それが仕事になったらいいなと、漠然と思ってました。

でも、大学進学を考えるときにも、
それをストレートに実現できる選択肢は存在していない。
就職のときも、そう。

結果、大学の進路選択もある意味失敗しているし、
最初の就職も失敗してる。
就職は、ちゃんと就活しなかったからというのもあるけど。

大学の学部学科も、企業も、
すでに存在している選択肢から「選ぶ」になるんだけど、
本来はそこに自分の欲しい選択肢があるとは限らない。
でもそういう世界って、全く見えてなかった。
自分で切り拓いていいんだよ、とは、
大人も教えてくれなかったし。
そういう時代でもあったし。

わかりにくいかもしれないけれど、
「アイデアを考えて形にする仕事」を、
いままさにしています。
そういう意味では、夢は叶っているのです。
それがわかりやすい職業名の選択肢として
存在していなかっただけで。

そして、そこにたどり着くまでの道のりが長くて、
回り道とか、失敗とか、
もしかしたらムダもあったのかもしれない。
これで良いんだと、
自分の立ち位置と選択にすっきり納得できたのは、
36歳になってから。
人生ってけっこうツライもんだなとすら思ったわ(笑)
でも、一方で、人生って悪くないねとも思った。

やってみて、失敗しても、
そこからちゃんと次を見つけられれば、それでいい。
転んでも悩んでもいい。むしろ苦しみやがれ。

それでも前を向ける力を養うのが、
キャリア教育の役割なんだろうな。

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