10年前にロゴが決まっていたのかもしれないという話。
わりとどーでもいいことなんですが、ちょっと「へぇぇ」って、自分で自分に驚いたみたいな話です。
私の会社のロゴについて。こちらです。
会社設立前になぜか急に思い立ち、あえて、私の仕事をほぼ知らないであろうデザイナー杉山氏(←実は小学校の同級生)にお願いして作ってもらったものです。
とっても安価でお願いしてしまったにも関わらず、20近くのデザイン案を提示してくれて、その中から決めていったものなのですが、この判断プロセスがとてもおもしろくて。いろんな案に照らし合わせて考えることで、「私はどう在りたいのか」が、すごくクリアになっていくという、不思議な体験をしたのでした。急に思い立ったにも関わらず、あのタイミングでロゴを作ろうと思ったのは、結果的に正解だったみたい。
こうして決まったロゴデザインだったのですが、1年前のfacebookで、いろんな人からいただいたコメントに、「へぇぇ」って思うことがありました。
何かを投げ入れガラガラポンでこんなん出ました的な感じ。
そーなの。そういうこと。
元々の日本語の表記は「函数」なので,箱のマークとも一致しています
そーなんですよ。ハコなの。
どっちも明確に意識してたわけじゃなかったのですが、そうなの。そーなんですよ。そもそも、20のデザイン案をもらった段階で、近い友人に全部見せて「どれが私っぽいか」を問うたところ、「これでしょ」ってピンポイントで選ばれたのもの、このロゴだったのですね。不思議。
で。
すーっかり忘れていたのですが、私の仕事デスクの横に、10年くらい、こんな絵が貼り付けられていておりまして。会社を作ろうなんて、カケラほども考えたことのない時代に描いたものです。もちろん、デザイナー杉山氏はこんな絵の存在は知りません。
CDAのクライスメイトが主催したワークショップで描いたものです。「自分の未来の理想の在り方」みたいなテーマだったと思うのですが。
「いろんな情報が工場っぽいところに入って加工されて、なんか楽しげなものになって出ていく、というのを自立してコントロールしたい私の図」ですね。それも、自分以外の人間が登場していないっていう一匹狼感!(他の方の絵を見たら、周りの人とどう在りたいかを表現している人が多くて、そんな視点もあるんだ!とびっくりしたのでした・・・) 申し訳程度に工場のまわりに配置される緑!
というわけで・・・要するに、本質は何も変わっていなかったという・・・そしてそれを見抜いたデザイナー、おそるべし(笑)
なんですが、「自分がどう在りたいのか」には、誰しも自分に正直に、わがままでいいのだと思っています。これを見出せる大人になれるようにすることが、キャリア教育の役割のひとつなのかなとも思っています。
松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部社会学科卒業。地元での就職に失敗(4か月めで退職届!)ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り(株)ax-factoryを設立。
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