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【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】キャリア教育に参加する大人に起こる”いいこと”とは

昨年の勤労感謝の日に開催した「シゴト小学校」。
http://ax-factory.wixsite.com/guest-teacher-lab/tokyoshigoto2017
今年も開催に向けて、いろんな人にお会いしています。
同日に他地域で開催する仲間も、お誘いしたりしています。

いろんな地域で「シゴト小学校」が
開催されたらいいなーと思っています。

なぜなら。

子どもたちのため、というのもあるのですが、
もうひとつ、大きな効果があります。

キャリア教育の授業に参加した大人のみなさんは、
必ずといっていいほど、元気をもらって帰っていきます。
だから、いろんな大人に、キャリア教育に参加してほしい。

そこで今回は、
「大人にどんないいことが起きるのか」をご紹介したいと思います。

大きくわけて3つの”いいこと”があると思います。

●じぶんの仕事の「ゆずれない価値」を実感できる。
 とくにシゴト小学校では、
 「その仕事のなかで最も大事なこと」を
 子どもたちに体験してもらえるように設計します。
 「最も大事なこと」を言語化しするプロセスが
 大人にとっても、大事なことを再認識する機会になります。
 もちろんこうした部分は、子どもたちにとっても
  「この仕事って実はそうなんだ!」
 という新たな発見につながります。

●人生や経験の棚卸しができる。
 子どもたちに向き合う準備の段階では、
 仕事の大変なことややりがいをふりかえります。
 このプロセスもとても大事。
 ツラくてもなぜその仕事を続けているのか、
 自らの働く「原動力」を見出したり、
 その背景にある悔しかったこと、自分にとって大事なこと、
 そんな「じぶんの生き方」と向き合うことになります。

●コミュニケーション能力が高まる。
 人生経験が少なく理解度も高くない子どもたちに
 じぶんの仕事をどう説明するのか?
 この点が最もむずかしかったりします。
 ですが、これって、
 例えば新入社員が入社してきたときに
 仕事をどう説明して成長させていくのか、
 部下や後輩とのコミュニケーションと同じなんです。
 子どもたちにじぶんの仕事を説明することは、
 こうした「相手を想定してわかりやすく伝える」という
 コミュニケーションのトレーニングの機会なのです。

子どもたちの反応はとても素直です。
ごまかしたり、かっこつけたりしたら、
それは、間違いなく、バレてしまいます。
子どもたちと正面から向き合うということも、
素直に自分と向き合う機会なのかもしれません。

※シゴト小学校を開催したい方のためのマニュアルや
 「シゴト小学校のつくりかた」も公開しています。
 やってみたい方は、ぜひこちらもどうぞ。
https://shigoto-school.jimdofree.com/for-organizer/

★こちらも学校教育に参加してみたい大人のための講座★
「小中高のキャリア教育実践基礎講習」受講者募集中(8/10まで)
https://ax-factory.com/entrycourse

松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部社会学科卒業。地元での就職に失敗(4か月めで退職届!)ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り(株)ax-factory(https://ax-factory.wixsite.com/corporate)を設立。
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