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【社会人のための“教育ってそうなってるのか!”講座】キャリア教育コーディネーターは「なんでもアリ」で「おっちょこちょい」

3/6(土)にキャリア教育コーディネーター養成講座実践コース
最終発表会を行いました。
これで2020年度の講座はすべて終了となりました。
実践コースは、教育実習のキャリア教育コーディネーター版というか、
インターンシップのようなもの。
キャリア教育コーディネーターの一連の活動を実践します。

今年度は8名がキャリア教育コーディネーターの実践活動を行い、
全ての課程を修了することができました。

最終発表会には、受講生の他に、
全国各地から「先輩キャリア教育コーディネーター」が
リアル・オンライン含め10名ほど参加し、
現在の活動についてプレゼンをしてくれました。

先輩のプレゼンを聞くと、いつもいつも、
キャリア教育コーディネーターの「在り方」の
多彩さに驚かされます。

今回来てくれた先輩たちも、
NPOを立ち上げた人、学校のスクールカウンセラー、
旅行業界で働く人、留学支援の会社で働く人、
教育委員会の専属コーディネーター・・・
専業にしている人もいれば、
仕事じゃなくてもいいというスタンスの人もいて、
お互いに「それもアリだよね」と思っているという、
「なんでもアリ」感が強く漂います。
そして、地域間のキャリア教育コーディネーターが
連携して行った授業やイベントなんかの事例も、多くあります。
おもしろそうだと思ったことはなんでもやってみちゃおう、
っていう部分は、ほんとに「おっちょこちょい」。

この、アメーバのような変幻自在な部分が
職業としてわかりづらさになっているという側面もありますが、
もう一方で、強みでもあると思っています。
自分の人生を、自分で楽しんで描き続ける、
そういう人たちの集まる業界なんだなと、
いつもいつも思います。

これからキャリア教育コーディネーターをめざす人たちにも
そんな部分をおもしろいと思ってもらえたら、とてもうれしいなぁ。

この最終発表会は、実践コースの「終わり」であると同時に、
先輩コーディネーターからの話を聞くことで、
キャリア教育コーディネーターとしての「スタート」にもなったはず。
ひとりひとり、自分なりの関わり方・楽しみ方で
キャリア教育の世界に関わってくれたら、とてもうれしい。

自分の人生を自分で切り拓く、そんな後ろ姿を
まずはキャリア教育コーディネーターが率先して子どもたちに見せる。
それもキャリア教育の第一歩なんじゃないかと思っています。


松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部卒業。地元での就職に失敗(4か月めで退職届!)ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」「クリエイター」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り(株)ax-factory(https://ax-factory.wixsite.com/corporate)を設立。2020年京都造形芸術大学通信教育部(グラフィックデザイン)を卒業。デザインで学びをおもしろくします。
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