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スタートアップ最新状況③

Axelage株式会社 - axelage.co.jp

コンサルをやっていると、今がスタートアップにとってどうか?とよく聞かれます。
スタートアップを取り巻く外部環境は、刻々と変わるので、先月と今月では状況が違ったりします。
最新の状況をキャッチアップ出来ているコンサルを頼ってください。
※「スタートアップ最新状況」シリーズの記事の賞味期限は概ね1ヶ月くらいとご理解いただけますと幸いです。


ファイナンス状況

いまのスタートアップのファイナンス状況はどうか?と言われると、フェーズと事業領域と地方によって違うように感じます。
まず、全体的なバリュエーションはExit(上場)相場の弱気から、ひと昔より低くなっているように感じます。
フェーズで言うと、レイターは今まで積み上げてきたバリュエーションが高めになっているので、シリーズを重ねていくほど資金調達しにくい環境になっています。
その結果、体感的にも上場時にダウンラウンドになる企業が多くなっています。
レイターをターゲットとするVCからは、バリュエーションが高すぎると嘆かれる声も多く聞かれます。
一方で、シードやアーリーは低い目線で来ているので、バリュエーションは低めになっているように見えます。
今どきのシードやアーリーは、資本コストが低い補助金や公庫融資を積極的に活用し、割安なエクイティをレバレッジすることが必要不可欠になっています。
Axelageは、補助金や公庫融資の支援が可能であり、特にものづくり補助金支援とシステム開発をセットでお受け出来ることが強みです。

IT・プラットフォームは高め

事業領域では、依然としてハードウェアビジネスや製造業は低め、バイオは普通、IT・プラットフォームは比較的高めです。
製造系はスケールしないと見られがちなのが理由なので、ハードウェアでも宇宙やIoTアングルがあれば、評価されるトレンドにあります。

東京のバリュエーションは高い

地方でいうと、東京のバリュエーションは高いです。東京以外は、比較的割安のように感じます。
東京はVCが多く、「出資マーケット」自体がレッドオーシャンになっているように感じます。
関西などはチャンスかもしれません(その理由からか、大手VCの関西オフィスも多くなっています)が、関西はバイオやハードウェア系が多いことが留意点です。

最後に

Axelage株式会社は、世の中の多種多様な領域で興る新規事業を支援することによって、時代を加速させるようなイノベーションを促進します。上記も含めお気軽にご相談ください。

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