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設計職で就職するなら、ポートフォリオは重要? ~ 求職者からの質問にお答えします。(vol.2)~

こんにちは。
建築設計者のための求人サイト「A-worker」運営スタッフの大塚です。

求職者様からの質問に回答するシリーズ、第2弾。

今回は、専門学校で建築を学ばれている方からのご質問です。

設計職で就職するなら、ポートフォリオは重要?

設計職で就職するなら、ポートフォリオは重要なのでしょうか?賞歴がなく、自分の作品に自信がありません。設計事務所への就職はかなり難しいでしょうか。

重要。特にアトリエ系事務所は必須

ご質問いただきましたポートフォリオですが、設計事務所に就職する時には求められるケースが多いです。
特にアトリエ系の設計事務所を希望する場合は、必須です。

人柄やコミュニケーションスキルなどは面接で判断できます。
しかし、これまでの設計課題の実績や設計力、デザイン力を判断するにはポートフォリオが1番です。

「自分の言葉でプレゼンする」ことの大切さ

だからと言って、設計事務所への就職が「かなり難しい」とは言いきれないと思います。
ポートフォリオの内容が濃いものであることに越したことはないですが、面接では、「ポートフォリオの内容を、自分の言葉でプレゼンする」という能力を見られている場合もあります。

・どういう意図で、そうしたのか(思考力)
・その作品にかける想いは?(建築に対する熱意)
・自分の設計が社会にどのような影響を与えると考えたのか(問い・興味)
・その作品を通じて感じたことや、これからやっていきたいこと(可能性)

などなど、たくさん考えながら課題に向かわれていたはずです。
その部分を一つ一つ思い起こして、就活の準備をされてみてはいかがでしょうか。

「ポートフォリオ」は建築学生の中で悩みが大きい部分ですよね。
ですが、賞歴がないからといって、過度に悲観することはないと私は思います。

一番大切なこと

大切なのは、

・建築への想い
・学ぶ、成長する姿勢 

です。

A-workerにご登録いただいている企業の採用担当者からも、

「熱い想いを持った人が来てほしい!」
「方向性が合うかどうかを判断したい」

という声を良く聞きます。


「建築が好き!」という真摯な気持ちが
設計事務所に伝わり、良い職場との出会いがあることを祈っています。


また、Googleなどで「建築 ポートフォリオ」で検索すると、作り方やポートフォリオのギャラリーサイトがたくさん出てきますし、A-workerも応援させていただいている「しばた まる」さんのサイトに、構成やテイストについてまとめられていますので、良かったら参考にしてみてください!

・「ぼくは巨匠になりたい。」
https://peco-ken.com/
(サイト内検索で「ポートフォリオ」と検索してください!)


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