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ポートフォリオに自信がない。他にアピール方法はある?~ 求職者からの質問にお答えします。(vol.37)~

こんにちは。
建築設計者のための求人サイト「A-worker」運営スタッフの大塚です。

求職者様からの質問に回答するシリーズ、第37弾。

ポートフォリオに自信がない。他にアピール方法はある?

現在大学院生ですが、学部時代での課題で満足に提出できたものがなく、ポートフォリオに自信がありません。建築事務所に就職する際、ポートフォリオ以外で自身をアピールする場合、どのような手段があるのでしょうか?

「手書きのスケッチ」はどうでしょうか

「ポートフォリオ以外」ということですね。
設計事務所の方いわく、例えば「手書きのスケッチ」。
線の引き方や対象物の選択などから、人柄やモノの見方がわかって目を引く、とのことでした。

視点を変えて、「プレゼン力」

あとは、ポートフォリオの「プレゼン力」で勝負するなどですかね。

設計事務所に就職しようと思ったらたいていポートフォリオの提出が必要になります。

そこで満足できるものを提出できるに越したことはないですが、「満足していない」ということを隠す必要はないです。

成果物として納得できるポートフォリオでなくても
「その時、どう思ってそうしたのか」「どう満足していないのか」
「今の自分であればここをこうする、そしてその理由」
「この建築物がどのように社会や人に影響を与えると思うか」
など、
自分の言葉で想いを語ることはできるはずです。

満足していないなら、これからどうすべきか?というのをしっかり分析し次に活かそうとしている姿勢を見せるのが良いですね。

素直に自省でき、成長しようとしている人材を企業は採用したいと思いますよ!

建築事務所に対する「好き」をアピール

ご自身の中で、魅力を感じている設計事務所はありますか?

「設計の仕事がしたい」という思いはもちろん大切ですが、採用する側からすれば「なんでうちの事務所で働きたいの?」という点もすごく重要。
設計事務所であれば、まずはその事務所がつくっている作品や、建築に対する想いなどを徹底的に読み込み、ご自身にとってどこが魅力的なのかを考えてみてください。

具体的には、実際につくられた建築を見に行って写真やスケッチなどで分析したり、設計事務所を運営している建築家が著書を出版している場合はそれを読んだり、などなど。

そのうえで、その設計事務所(建築家)や、つくっている作品への「好き」という気持ちを存分に伝え、「この事務所で自分はこれがしたい!」という熱意をぶつけることが出来れば、それは大きなアピールポイントになります。

ぜひ、参考にしてみてください!
希望の進路に進めることを祈っています!

■建築設計者のための求人サイト「A-worker」


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