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施工管理職or設計事務所。どちらで就職するか迷っています。~ 求職者からの質問にお答えします。(vol.42)~

こんにちは。
建築設計者のための求人サイト「A-worker」運営スタッフの大塚です。

求職者様からの質問に回答するシリーズ、第42弾。

施工管理職or設計事務所。どちらで就職するか迷っています。

施工管理職に就くか、設計事務所で働くか迷っています。より建築士の資格を取りやすいのはどちらなのでしょうか。また、比較的大きな設計事務所に勤めると雑用ばかりを任せられたりするのでしょうか。

「建築士に合格したい」なら設計事務所

施工管理として働きながら試験勉強をすることも不可能ではありませんが、就職したてで新しい業務を身に付けながら、別の分野の勉強をするというのはかなり大変になってくると思います。
また、試験勉強でインプットしたことを仕事でアウトプットすることでより身につきやすくなりますので、「建築士試験に合格する」という目的であれば、やはり設計事務所の方がオススメです。

会社によっても環境は異なる

「施工管理職or設計事務所」という分別だけでなく、就職活動をする中では会社ごとの違いも大切です。

会社によっては、建築士等の資格に向けて勉強をするための時間が設けられていたり、会社内で講師の方が勉強会を開いてくれるという場合もあるようです。
この他にも、建築士ともなれば資格学校の授業料や、教材、受験費用などお金もかかります。そういった金銭面での補助や、資格を取得した際の資格手当などの制度の有無も会社によって異なります。

何事も周りからのサポートは重要なので、そういった点も含めながら就職先の検討をなさると良いのではないかと思います。

「大きな設計事務所は雑用ばかり」ということはない

「大きな設計事務所は雑用ばかり?」という件については、特にそういった傾向があるとは聞きませんね。
はっきりしたことがお伝えできず申し訳ないのですが、設計事務所の方針や事情によります。

もっと言うと、雑用が全くない設計事務所はないと思います。
大きい事務所のみならず、小さい事務所も雑務は所員で分担して行います。特に新人のうちは雑務から始まり徐々に仕事を教えてもらう流れが多いです。

雑務だけしかやらせてもらえないというのはもちろん問題ですが、
「雑務だから意味が無い」と思うのか、
「雑務からも何かを得よう」と思うのか、
その意識次第で未来が変わってくるかもしれませんね。

また聞きたいことがあれば気軽に質問してください!
応援しています!

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