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北総一泊二日:銚子電鉄に乗って犬吠埼灯台と外川で海の幸

北総ひとり旅の二日目は銚子電鉄に乗って犬吠埼灯台と外川周辺など聴視しないを巡ってきました。

この日の目的は犬吠埼灯台と外川のあたり、そしてできれば美味しいランチでした。
ルートや順番についても悩みましたがまずは犬吠埼灯台に向かいます。行き先はいずれも銚子電鉄沿線なので9時過ぎの電車に間に合うようホテルを出ました。

銚子駅の待合室は閑散としていたのですが、銚子電鉄乗り場に行くとたくさんの人。接続していたJRからの乗り継ぎで来ているのでしょうか?濡れせんべいやらあれこれなりふり構わぬ手段で宣伝している地方私鉄だけあって日曜日はたいそうな混雑で二両編成の座席はあらかた埋まっていました。きっぷは主に車掌さんが販売するので大忙しなようでした

「緑のトンネル」やら景色のいいところの解説などを聞きながら犬吠で降ります。ここから灯台までは10分程度。三方を海に囲まれたところをあるきますが、この日は暖かくて風も穏やかで助かりました。前日佐原では強風に悩まされたのでこの日でよかったです。

灯台は観光地になっていて車がたくさん。300円の参観寄付金を払ってまずは灯台のそばの資料展示室で見学。犬吠埼灯台の歴史や巨大な初代レンズなどが展示されています。

折角なので99段のらせん階段を登って灯台に登りました。景色がよくて気持ちいいのですが、めまい症もちとしては登っている最中からフラフラで怖い…すぐに降りたくなって正直後悔しました。しかも降りたあとは太ももが痙攣して歩くのも難儀に…情けない限りで今後の行程が不安になりましたが、少し休んでなんとか歩けるようになり予定通り歩いて外川に向かいました。

外川は銚子の中でも最初に漁港として発展した古い港町で、以前ブラタモリでやっていたので是非行きたいと思っていました。

11時近くになっていたのでまずはランチと思いお目当てのお店に行くと3月中はお休みとのこと。もう一つのお店に行くと幸いあいていて刺身定食を頂きました。

実は刺身+一品の定食に惹かれていたのですが、朝もちゃんと食べたので自信がなく刺身のみにした次第です。隣のテーブルの方が食べていたイカ焼などとても美味しそうでここでも後悔…とはいえ刺身は充分に美味しく前日から食に関しては首尾がよかったです。11時過ぎにお店を出たところご覧のような行列で早めに来ておいてよかったです。

日曜日で漁港は閑散としていましたが、散策して雰囲気を楽しんだあと外川ミニ郷土資料館へ。鐘を鳴らして入館せよとあるのでならしたところ、奥から館長のおばあさんがでてきてたくさん解説してくれました。「もう何でも聞いてよ」とのこと。戦前には陸海軍の基地があり伏見宮の別荘があったので電車がひかれたとか、利根川の河口は水流が厳しくまず外川に漁港が作られた話など勉強になります。近くの小学校や大学生の方々がいろいろ勉強しに来てレポートを置いてってくれると嬉しそうに語ってくれたのが印象的です。電車の時間があったので15分くらいしかいられませんでしたが、もう少しおばあさんの話を聞きたかったところでした。

外川からは銚子電鉄で銚子に戻り、東京に戻る手段を思案。選択肢としては
・JR特急:2時間弱/3,670円
・JR鈍行:2時間半/2,310円
・高速バス:3時間/2,700円

高速バスが案外に遅いですよね。足がやばいことになっていたので特急に乗りました。疲れていたのでよく眠れて気づいたら佐倉だったのですが、自由席の窓際はほぼ埋まっていて思ったより乗車率がいいのですね。

今回も余裕を持ったスケジュールにしたので、香取神宮や鹿島神宮などは行きそびれましたがまた次の機会に行きたいと思います。佐原などは何度行ってもいいかもしれないと思わされました。

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