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ご褒美旅【別府】鉄輪温泉

Hot spring town, Beppu city, Oita prefecture

日本で最も湧き出る湯量が多く、泉質も良いと評判の大分県別府の温泉!!
「温泉=別府」と認識している人も多く、「別府に行った」と言えば温泉に入ったのねと自動的に伝わる、認知度の高さ。

今回は日々の育児で疲れ切った心を癒やすための慰安旅行として、息子の誕生日に大分別府へと飛びました。

なぜ別府?となった経緯としては、日本国内線の料金を片っ端から調べたところ、Peachの成田~大分空港間が3600円~という激安価格でたたき売りしていて、それなら箱根の温泉よりも安上がりでは…ということで決めました。

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大分空港からシャトルバスに乗って、途中からタクシーに乗り換えて到着したのは鉄輪温泉郷。

別府といえば湯気の立ち上る町並みだと思いますが、その町並みは多分、この鉄輪温泉。
ブラタモリでも別府の温泉の中心地として紹介されていました。
実際に、高台から見渡すと湯気、湯気、湯気!
通りを歩いていると、そこかしこからシューシューシューと湯気が吹き出す音が聞こえてきて、排水溝からは灼熱の温泉が織りなす熱波が湧き上がってきます。

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とりあえず宿に荷物を置こうとすると、エントランスに足湯のサービス!
チェックインする前に足湯でほっと一息してしまい、なかなか先に進めません。

宿のフロントには看板猫が居て、接客も担当しているそう。
全然、知らずにこの宿を選んだのですが、猫好きが猫と戯れることで有名らしく、ひっきりなしに猫のもとにお客さんが訪れていました。

それから鉄輪の町中にある共同温泉をまわりました。
鉄輪旅館組合のHPによると、ビジターが入れる入浴施設は9箇所あり、銭湯スタイルの共同温泉は7箇所あります。
残りの2箇所はスーパー銭湯のように、いくつかの湯船があったりホテルの温泉を日帰り利用する感じです。
こちらの渋の湯組合温泉は常連の組合員のおばあちゃん曰く「最近、改装してキレイになったのよ~」とのこと。
結構年季が入っている感じでしたが、それでも初心者向けの使いやすい共同浴場だそうです。

熱の湯温泉は温泉街最古の共同浴場だそうで、かなり年季の入った施設でした。

地獄めぐりの施設にも、足湯が併設されている場所が多く、タオルも貸してもらえたりします。
至るところに足湯があって、気持ちよくポカポカになりながら温泉を楽しめました。

別府の鉄輪温泉は温泉に入るだけでなく、湯治できるベースが揃っている町でした。
我々が宿泊した「かんなわ ゆの香」には、短期滞在用の設備の整ったお部屋と、湯治客向けの簡素なお部屋が用意されていて、後者は比較的手頃な料金で滞在することができます。
滞在費用を抑えながら、長期間滞在して、いろいろなお湯を試して温まり、気持ちも身体もリフレッシュする!そんなスタイルが実現できる場所だと感じました。

別府と言うと温泉!で、1泊2日で温泉に入ってご飯を食べて帰ってくる、というイメージでしたが、湯治の入門をすることで、その意識が変わりました。

今回、気軽に色々なお湯に入る体験ができて、湯治に対する興味が一気に高まりました!
日本全国、湯治場はいくつかありますが、他にも行ってみたい!
費用と施設がうまく折り合う場所を探したいと思います。

一応、地獄めぐりのレポートも書こうと思いますが、今回の旅で得たことは↑↑↑ということで。

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