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浅虫と養殖について

Awesome Seaの三上代表が取材されました!😊

前回、私たちの活動についてご紹介させて頂きました。
その活動の中に、水産事業部があります。

今回は、その水産事業部からのアナウンスになります。

私達は本業の漁師ではありませんが、水産業も「地域総合商社」、「沿岸過疎地の循環型地域創生」の一環として取り組んでいます。

その水産事業部の活動の一環を今回、青森放送様に取材をして頂きました。大変ありがとうございます。

記事はこちらからご覧になれます。

報道内容について

今回の取材の切っ掛け、Awesome Seaが東北大学や八戸工業大学と養殖の研究をしていたことにあります。

研究内容の詳細は、関係各所との調整を経て、順次ご紹介していきたいと思いますが、今回のテーマは「水温の上昇に備える」というものです。

陸奥湾の水温推移

上図は、気象庁で公表されている陸奥湾の水温データですが、赤い線が今年の水温で、黒い線が過去5年間の平均水温です。

2023年の異常な暑さが原因で、青森県の特産品であるホタテ貝が激減し、漁師の方々の生活を脅かしています。

何故、水温が高いと問題?

先程のグラフを見ると、「水温が上がったって言っても、ほんのちょっとじゃないか」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、「水温の1℃上昇は、地表の温度10℃上昇に相当する」と言われております。
我々も気温が10℃暑く成れば、熱中症で倒れてしまうこともありますが、残念ながら海の生物には病院もクーラーもありませんので、僅かな水温の上昇でも死活問題に直結します。

対策は…

前述の通り、各研究機関や県、漁協など関係各所が角を突き合わせて対策を考えているとことですが、今回取り上げたられたのは「牡蠣」です。

実は、今回一緒に取材を受けられた徳島県の株式会社ReBlue(リブル)様とは、従前よりご協力を頂いており、そのご縁で青森市への牡蠣養殖導入に向け、Awesome Seaも微力を尽くしているところです。

牡蠣は高水温に強いとされており、今回もホタテの代わりとなる新しい魚種として注目を浴びていました。

実際に牡蠣養殖を始めるには、様々な実験を経て環境問題をクリアした上で本格稼働することになると思いますが、地元で新しい特産品を作る、という活動は「循環型経済で浅虫を活性化させる」と言う我々のミッションとも強く結びついており、今後も意欲的に取り組んでいきます。

引き続き、皆様の応援・ご協力のほど、何卒よろしくお願い致します。

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