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音の良いレコードを探して

鳴りが良い,ワイドレンジ,空間的広がり,音圧が高い,ダイナミック,パワフル・・・様々な表現でレコードの音の良さが紹介されることがある。

何でレコードを買うのか考えた時に、3つの理由を挙げるとするならその1つには必ず”レコードの音の良さ”が入ってくる(はず)。

ただ,レコードの音の良さって何だろうと考えると冒頭上げた様に色んな切り口がある。

また,記録される音楽のジャンル,ミックスダウンのされ方,カッティングの音のレベル,プレスの品質はたまたレコードの保管状態。複数の要素が絶妙な塩梅で合わさることが、得も言われぬ音の良さやレコードを聴いた時の高揚感に繋がっている様な気がしている。

なんなら聞く環境だって大事な要素の1つになっている。極端な話,雨降る中ではぷつぷつノイズの入ったジャズのレコードさえも良い音のレコードになり得る。

自分自身は"Lighthouse Records"の商品レビューで頻繁に見かける”鳴りが良い”というキーワードをもとにレコードを掘ることをきっかけに音の良いレコードって何だろうという問いが始まり、新たなレコードを買う言い訳として音の良さを使うようになっている。

ハイエンドオーディオマニアでもハイレゾ主義でも一切無い自分が、音の良いレコードって何だろうという事を探求するためのアーカイブを折角なら公開しながらやることで何か面白い発見に繋がったら良いなと思ってnoteで一枚ずつ紹介をしていこうと思った次第です。

いつまで続くかも、1枚目に紹介するレコードすら決まってない状態で始めた思い付き企画お付き合いください。

2020.8.14 蒸し暑い夏の冷房の良く効いたレコード部屋にて

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