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【誰もが笑って暮らせる社会を創る #5】なぜ、日本の新卒採用者の3割は3年以内に離職してしまうのか?

こんばんは、「自殺者ゼロの生きるに値する社会をつくること」を目的に活動しているカウンセラー・コーチ・作家の水樹ハル@harumizuki423)です。


国のデータを見てみると、大学を卒業して入社後、3年以内の離職率は30%で推移しているようです。なぜ、日本の新卒採用者の3割は3年以内に離職してしまうのでしょうか?


今回は、このテーマでお話をさせてください。

あなたはなんで離職率が高くなってしまうと思いますか?


ぼくのビジョンは「自殺者ゼロの、生きるに値する社会」なのですが、「ワクワク働き続けられる職場環境」は大切なテーマなので、この話はあなたからの考えも取り入れて深めていきたいと思い、この記事を書こうと思いました。



離職理由①:人間関係

「どんな人が職場にいて一緒に働くことができるのかな・・・?」

という疑問があっても、実際に入社してみないとわからないですよね?


ぼくも新社会人初日、初出勤の時は、

「うまく馴染めるのかな・・・」
「どんな人が職場にいるんだろう?」

と不安になっていたことを、今思い出しました。(笑)


いくら好きな仕事内容で働けていても、意地悪な人や気の合わない人がいるとどうしても仕事を楽しめないじゃないですか?

なので、企業としては離職予防をしようと思うと、社内にどんな人たちがいるのかについては、あらかじめYouTube動画やインタビュー記事で発信しておくことが重要ですね。


※YouTube動画の編集を担当させていただいている株式会社インクルージョンでも、先輩社員インタビュー動画を制作しています。

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「こういう先輩たちと働けるんだったら楽しそうだな」
「この人の価値観、素敵だなぁ・・・!」

と入社前につかめておくことって、採用PRにもなりますよね。


今、採用活動で苦労している経営者の方や人事担当の方のお話も聞きます。ぼくも奈良県庁で働いている時、人事採用担当の人も採用PRで苦労していました。採用PRも離職予防も、社員一人一人のキャラ・透明性を発信していくことが重要ではないでしょうか。



離職理由②:仕事内容

人間関係以外の離職理由としては、仕事内容について

「思っていたのと違った」

という入社前後のギャップではないでしょうか。「福祉のお仕事」って聞くと、どういう仕事内容をイメージしますか?


例えば、

「人の体を支えたり、重いものを運んだり、体を使うのかな」

というイメージもあると思いますが、実際インクルージョンの就労支援事業所だと、利用者さんがパソコンを使ってチラシのデザインやYouTubeのサムネイルを作ったりしていて、社員はそこに向き合われています。


ぼくも、前職の公務員になる前は

「冷暖房が入ったところでデスクワークをしていくんだろうな」

というイメージでしたが、実際に働いてみると、街中で暴れて警察署に保護された人を精神科病院まで車でお連れして診察に立ち会う業務があったことには本当に驚きました。

「なんとなくこんなイメージかな」と思うことはできても、実際に働いている人から現場の話を聞かないことには想像の域を超えないわけですよね。


※YouTube動画の編集を担当させていただいている株式会社インクルージョンでは、この4月から入社した就労支援員の前田あす香さんが、実際に働いてみてわかったことをリアルに配信しています。障がい福祉の仕事に興味のある学生さんだと実際に働いている人から話を聞けた方が良いものの、なかなかそういう機会がないじゃないですか? でも、このYouTube動画を見るとリアルな話を知れるので、入社前後のギャップが少なくなると思います。



「なんとなくここに就職かな」ではなく、「ここで働きたい!」で選択する


今回、この記事を書くにあたって、Facebookで、

【教えてください】国のデータを見てみると、大学を卒業して入社後、3年以内の離職率は30%で推移しているようです。なんでこんなに多く離職してしまうんでしょうか?

と投稿したところ、、、


大卒の頃を考えると、めっちゃやりたい!って、仕事がなかったから、『とりあえず』で就職していた気がする。僕の場合は、8年で退社して30歳を過ぎてから料理人の世界に入りましたが、20代前半にやりたいことを見つけておきたかった。。って、言うのはありますね。(ヤマザキさん)
日本の会社のほとんどがメンバーシップ雇用だからですね。新卒スグは好きな仕事ができないのといわゆる心の教育がないままみな社会に出されてしまうので心ない人たちが圧倒的多数。そんな人らに囲まれて仕事をせざるを得ないです。離職者3割はこんなところにいても成長できないと気付いて会社を去る優秀な人かブラック職場でメンタルやられてリタイアを強いられた人でしょうね。(イシモリさん)

というように次々とありがたいコメントで教えていただけました。


▼多視点のコメントはこちらで見ていただけます
水樹ハルのFacebook


みんなからのコメントをいただいて気づいたのは、

「とりあえず、なんとなくここに就職かな・・・」

で決めるのでなく、自分を知り、社会を知って、

「ここで働きたい!」

と思える会社を見つけたり、学生のうちに「〇〇したい」を大切にするマインドを持っておくことが重要だということ。


「達成したいゴール」を持っておくことや、

「どんな人と働きたいのか」
「その会社は何を目指しているのか」

など、親や先生や周りの意見ではなく自分軸で自己決定し、フィットした職場環境をゲットしていくことができれば、離職したくないですもんね。ぼくはそういう方の自分を知るサポートがしたいです。



「障がい福祉の分野で働いていきたいなぁ」
「就労支援員の仕事ってどんな内容なんだろう?」

と思っているあなたは、ぜひ今回の「就労支援員の仕事内容」の動画をチェックしてみてくださいね!


今回の動画:「就労支援員の仕事内容」



次回

次回はYouTubeチャンネルをスタートして初!
就労支援事業所の見学会の様子をお届けします!



このプロジェクトが始まった経緯(第1話)

株式会社インクルージョンのこのプロジェクトについては、noteマガジン「月刊水樹ハル」で連載しています。このマガジンでは、他に「チャレンジできる家族を増やすためのお金の知識勉強会」をはじめ、「生きるに値する社会」を作るためにチャレンジしていきますので、見届けていただけたら嬉しいです。

水樹ハル
@harumizuki423



▼note「月刊水樹ハル」で配信しているプロジェクト



▼水樹ハルの著書


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・公務員を辞めてフリーランスとして生きる上での在り方のお話 ・ライティングや、仏教哲学、心理・脳科学に関するお話 ・人生のゴール「チャレンジを応援しあえる世界の実現」を応援できる ・まだ世には出せない話、ハルの心の中の考えを知れる

ストーリー制作専門のWebライター、カウンセラーとして、「チャレンジを応援しあえる世界」を実現することを目指す、水樹ハルのnoteマガジン…

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