【誰もが笑って暮らせる社会を創る #4】
こんにちは、水樹ハル(@harumizuki423)です。
「誰もが笑って暮らせる社会を創る」という理念を掲げ、福祉・介護業界でコンサルティング事業や事業所展開をしている大阪の株式会社インクルージョンのYouTubeチャンネルを担当させていただいてます。
前回の動画:【就労支援ど素人】就労支援について先輩支援員に聞いてみた!
今回、まえあすから届いた動画の内容
インクルージョンの新人、就労支援員の前田あす香こと「まえあす」が感じているリアルな「就労支援員として働くにあたって難しいけどすごく重要なポイント」を学びました。
福祉の業界に限らず、あらゆる業界で「納期・作業効率」は重要視されていますよね。元公務員フリーランスのぼくから見ても、「納期・作業効率」に関しては高いと評価されやすいことを実感しています。
株式会社インクルージョンには「就労支援事業所」というものがあって、そこでは障がいをもった方々(利用者さんと言っています)が作業をおこなっています。
例えば、パソコンを使ってYouTubeのサムネイル制作やチラシ作成などをおこなっている「ITチーム」と、クッション材やパズルピースの袋詰めやキーホルダーの検品などを担当している「軽作業チーム」、そして撮影関係の作業をしている「撮影チーム」の3つがあります。
まえあすは「軽作業チーム」と「撮影チーム」の担当をしています。
納期・作業効率は大事だけど・・・
先ほどお話した軽作業チームの袋詰めだとイメージしていただきやすいと思います。まえあすは「納期・作業効率」を考えないといけないですよね。
ただ、利用者さんの、
・表情
・言葉
・体調
・心の動き
などを一人一人と向き合うことも重要。 コミュニケーションを取りながら、利用者さんの自発性や対応力を高めていってもらうようにサポートをしている立場です。
▼まえあす
利用者さんお一人お一人のサポートをどこまで入ったらいいのかがすごく難しくて・・・やりすぎても自分で考えたり対応できる力が養われなくなると・・・ここの判断がめちゃくちゃ難しいんです。この話をベテランの就労支援員の先輩に相談したところ、、、
障がい特性に応じて、一人ひとりに応じて判断するっていうことに尽きるんだよ
とアドバイスがあったそうです。
ぼくはこの話を聞いて、新人教育で、こういうふうに利用者さんひとりひとりと向き合う事の大切さを伝えているって、すごくあたたかい会社だな・・・と感じたんです。
役所時代、一律評価からこぼれてメンタルを病む話は多かった
先ほども少しお話したことなんですけど、ぼくは実体験としては役所でしか働いたことがありません。組織としては一律に「〇〇できないとダメ」というノリが強かったです。
例えば、
「この時間に出勤できないとダメ」
「なんで〇年も公務員をしているのにそんなことも知らないの?」
「みんな残業してるのになんで帰るの?」
というノリが強かった。
一律に「〇〇すべき」と求められていて、うまくできると評価されやすいけど、うまくできないと自信をうしなったりメンタルが病んで休職になってしまうケースも見てきましたし、ひどい場合はパワハラからの自殺するもありました。
話を聞こうとしてくれる人がいることのありがたさ
福祉業界に限らず、自分の強みや能力を活かして働けたり、個々の事情を理解して働ける環境って、ものすごく魅力的だと感じます。過去を振り返ってみても、向き合ってくれる先輩や同僚・仲間の存在には救われていました。
インクルージョンの職場では、この向き合いや「精神的な豊かさ」を大事にしていることを実感しました。
ぼくは、「自殺者ゼロの生きるに値する社会」を目指して活動していることもあり、インクルージョンの「誰もが笑って暮らせる社会を創る」という理念に共感しています。これを実現するためには、「話を聞く力を持った人」を増やすことが重要だと感じています。
・相手の事情
・できることできないこと
・好き嫌いなどの価値観
ってあるので、そこを知るためには、相手の話を聞く力や向き合う姿勢が重要で、そういう職員が求められているんだなぁと感じます。
ぼくとしても、こういう社会的背景から「大切な人に向き合い、守る力を身に付けるための勉強会」というものをやっていて、「みんなで大切な人の話を聞く力、向き合う力を高めていきましょう!」と活動しています。
あらためて「なぜこの勉強会をやるのか」というと・・・
「大切な人に向き合い、守る力を身に付けるたい!実践したい!」
という人が増えてたら、「嬉しい気持ちになれる人が増えたりメンタルが回復したり、追い込まれすぎなくてよくなるから!」です!!
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インクルージョンは、マインド・精神的な豊かさを子大切にしている会社です。引き続きいろんなシリーズの動画を出していくので、興味を持っていただけた方や、「応援したい!」と思っていただけた方は、チャンネルのフォローをしていただけたら嬉しいです!
今回編集・制作した動画
次回
株式会社インクルージョンのこのプロジェクトについては、noteマガジン「月刊水樹ハル」で連載しています。このマガジンでは、他に「チャレンジできる家族を増やすためのお金の知識勉強会」をはじめ、「生きるに値する社会」を作るためにチャレンジしていきますので、見届けていただけたら嬉しいです。
水樹ハル(@harumizuki423)
【誰もが笑って暮らせる社会をつくる(連載第1話)】
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