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夏は深さを増して【詩/ポエム】

じりじりと照りつける太陽が、
少しづつ肌を焼く。
蝉の声が聞こえて、
インドアな私には辛いと感じた。
最近始めた仕事は、
新しいことにおわれるばかりの日々で。
楽しいことも、目新しいことも無く、
淡々と日々をこなしていく。
白く曇った空を見上げて、
ぼんやりと眺めた。
じっとりとした空気が肌にまとわりついて、
なんだかやるせない気持ちになった。
大切な人もおらず、
なんの予定もない日々を過ごし、
このままゆっくりと朽ちていくのだろうか。
日差しが私を追い立てて、
夏は深さをましていく。

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