一週間日記 8/31 ~ 9/6

記憶が持たない。もう今年の8ヶ月があっという間に過ぎたとは驚きだ。そんな時間の激流に抗うためにもやはり日記はつけるべきだなと思い至った。


ゲームの話

ユニコーンオーバーロード


今週もひたすらユニコーンオーバーロードやっている。好評なゲームというのはやはりちゃんと面白いものだな。

ドラケンガルドを終えて、エルヘイム解放まであと1ステージまできた。おそらく、中盤の佳境といったところかな。亡国の王子が陰謀に満ちた侵略をおこなった帝国への反乱軍として勢力を強めていくという王道中の王道が、変に捻っていなくて心地よい。

味方になるキャラが相当数いるのだが、サブクエストなんかで彼らにスポットが当たるのも楽しい。

シナリオパートで派手な演出は無く、普通にユニット絵が動くだけなんだが、不思議とゲームにのめり込めて楽しい。

A-Rabbit

Steamになぜかあるコテコテのパチスロゲーム。

メダルが増減して差枚なんかも表示されるが、貯めたところで何かに使えるわけでもなく、ひたすらパチスロを打つだけのゲーム。

でも面白い。

見慣れない挙動をした時に何が起きているのかを台を探っていく感覚がたまらない。ギャンブルから離れたパチスロ自体の面白さを楽しめるゲームと考えると、ものすごくパチスロに真摯なゲームなのでは?

書籍の話

破門


直木賞受賞作。読み終わった。面白かった。貧乏建築コンサル事務所を経営してる二宮と、イケイケ暴力ヤクザの桑原のバディもの。

ヤクザに出資詐欺を仕掛けて飛んだ映画プロデューサーを追ってマカオに飛んだり愛媛に行ったりと珍道中。

傍若無人にヤクザ稼業を突っ走る桑原とそれに振り回される二宮の掛け合いがなんとも面白い。キャラクターが立っている。

読み終わってから知ったが、これは二宮と桑原を主人公にした「疫病神シリーズ」の5作目らしい。確かに、2人が北朝鮮に行った話が何度か出てくるのだが、本筋でそこまで触れられず、どういうことかと思っていたら過去作のエピソードなのね。

これだけ読んでも十分楽しめたけどシリーズの他の作品にも興味が出てきたな。


みどりいせき



異色の作家 太田ステファニー健人の三島由紀夫賞受賞作。まだ序盤読んだだけ。

作者の振る舞いと冒頭の文章から、飛び道具の突飛な作品かと思いきや、少し読み進んでお話が動いていくと、しっかりと小説として書かれている。

高校生の主人公の目をとした諸々をビデオ映像のように読者に伝えてこようとしている作品だ。読んでいくのが楽しみ。

VTuberの話

あおぎり高校新人デビュー

3人デビューしたわけだが、自分のエロゲをひっさげたうる虎がーるに、いきなり嘔吐と脱糞の話をするむじな、高専から大学進学し、現在院生というバリバリインテリのゐぶきと皆おもろい。
今、箱からしっかりデビューする人というのはやはりその時点で競争を抜けてきている感じがするな。

ニュースの話

新幹線無差別殺傷事件の無期懲役囚からの手紙

犯罪者自身が望む刑を下すのは刑罰として有効なのかという話は、裁判時から言われていたが、追い打ちをかけるような手紙だ。
ただまあ、このような人格の持ち主と社会を共同して回せるかというとそれもまた不可能な話であり、死刑という国家に許された最強の人権侵害はこれもまた慎重であらざるをえないため、無期懲役は妥当なのであろう。

犯罪更正というものに時折関わることがあるのだが、正直上手くいかなかった思い出しかない。直近にいて目を光らせる短期間であれば社会生活を送らせることもできるが、これが5年10年といったスパンになってくるともうさっぱりだ。
結局、生活の中で困難にぶつかる。困難に当たると自身の引き出しを探らざるを得ない。犯罪利益を得た経験があると、そこで犯罪という手段が引き出しから出てきてしまう。
しばらく便りが無いと思ったら獄中にいたりする。


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