HSPの「共感」と「同調」について

素敵なnoteを見つけました。英語の「共感」の種類について、語られています。



引用された動画も面白いです。落ち込んだキツネちゃんに、クマくんとシカっちがどのように接するか、英語がわからなくても、なんとなく楽しく見ることができると思いますので、ぜひ。



さて、我々のようなHSPは、エンパス(共感力が高すぎる人)も持ち合わせていることが多いようで、私自身も、この1年でエンパスなのだと気付きました。


逆に、2・3年前からビジネスマン向けのコラムサイト(ダイヤモンド・オンラインなど)をたまに読んでいることもあり、ころのすけさんの記事で言うところの「シンパシー」については、早くから知っていて使っています。


いわゆる「傾聴(けいちょう)」というテクニック。相手の話を否定しないで同調する。まずは受け入れる。ということですね。なかなか完全には身についていませんが・・(;´Д`)


このシンパシーとエンパシー、同調までは同じなのですが、より深く共感を"示す"のがエンパシーなわけです。


相手と同じような身の上になったことを想像、あるいは実際にして、相手の気持ちになってみる。その上で寄り添うように話すことがエンパシーだと思っています。なんとも素敵じゃないですか? 


記事には「仲の良い限られた人には、エンパスを持って(筆者が)接しようと思う」と綴られています。とても素敵です。



ところが、私のようなエンパス持ちには、逆に「シンパシー」を持って接することの方を、心がけたほうがいいときがあります。


共感力が高すぎると、「もらってしまう」からです。共感しすぎて、自分の気持ちまでダウンしてしまう。ところが、普段から「シンパシー」の方を心掛けている人たちは、この「もらう」ということが、あまりありません。


シンパシー力が高い人は、

①相手を信頼し、その決断をとても尊重している

②結局、自らが、相手の苦痛の根っこを解消できないということを、経験的に知っている

③そもそも他人に興味がない(サイコパス)

などの人がいます。


①と②を併せ持ったTwitterのフォロー先を、何人か知っています。若い子もいて、すごいと思います。(「若いのに」という表現は良くないですが、経験=時間が必要な部分でもありますので) 彼らのおかげで、私もシンパシー力を高めることができました。 げにありがたき。


最後に、私のエンパスとしての、しょんぼり(´・ω・`)エピソードを軽くご紹介します。


うっかり相手に共感してしまって、気分がズーンと落ちているのに、話者本人はケロッとして、すぐに次の話題に移っていたり、いつの間にか友人や家族に助けられて回復していたり、というとき。 これは結構しんどいものがありました(笑)


もちろん、話者本人がハッピーになったのは私も喜ぶべきことなのですが、誠心誠意込めて放った自分の励ましの言葉が、力なくフワフワと空に舞い上がった刹那、ビュンと吹く横風にさらわれるような、そんな空虚さがあったりなかったりします(笑) おーい、私の言葉ー!どこに飛ばされていくーぅ!?


それはもうドラゴンボールで言うところの、「最後の元気玉が敵に当たらなかった」みたいなものです(笑) そして次のコマで、悟空のリキはゼロなんですよ(笑)


そんなこともあり、基本はシンパシーのスタンスで居ながら、本当に自分に元気が有り余ってるときはグッと心を絞ってエンパシーに、というのが今の私の理想です。 これは、相手とどれだけ親しかろうが、そうでなかろうが、自分を穏やかに保つためには仕方のないことだと、今は思っています。


さて、あなたは、どちら側が気が楽でしょうか?