妊娠7ヶ月
300万円くらいまでは治療をさせて欲しいと夫に伝え、夫も、気の済むまでやろうと答えてくれて始まった不妊治療を思い出した。妊娠って、本当に奇跡だ。
お腹の赤ちゃんは、私が転んでお腹をぶつけただけで危険に晒されるし、自暴自棄になって、お酒や薬を飲んでしまっても影響を受けてしまうし、私が死んでしまったらもちろん死んでしまうし、もう、無防備すぎる。
私に命を預けてしまっていいの?と思ったらなんだか、とっても受容されている気持ちになった。
こんなにも無防備に信頼されて、命を預けられるなんて、今までの人生でもこれからもないだろう。そんな気持ちに答えたいというのが、母の強さの秘訣なんだろうか。命に変えても守りたいというのは、そういうことなのだろう。
お腹に来てくれてありがとう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?