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自動運転タクシーは実用段階なのか?(268/365)

こんなニュースが飛び込んできました。

いまでもクルーズの無人タクシーサービスをサンフランシスコダウンタウンで利用することができますが、アカウント登録数を制限したり、そもそも運行時間が深夜に限られるなど制限がありました。まだ社会実験の段階ということでしょう。

この制限を緩和することで関係者の合意がとれたというのです。

また、ウェイモも参入するようですね。

サンフランシスコに限らず、全米各地で、エリア限定、時間限定の試験サービスが見られますが、いよいよ本格的実用化への第一歩とみるべきでしょう。

タイトルに対する私なりの答えは、

自動運転タクシーは実用化に向けて次の段階にはいった。

となります。

一方日本では、タクシー王子こと、この方が参入障壁をつくっているので、自動運転以前に、普通のUberも本格的上陸ができていません。

自動運転に30年かかる、というのはどのレベルのことかにもよりますが、いま世界で起きていることからすれば、極めて保守的と言わざるを得ません。

そもそも、Uberの普及阻止をするならば、それを上回るユーザーエクスペリエンスを提供してほしいものですが、独自のGOという配車アプリはあまりのできの悪さで、苦情しか聞いたことがありません。

それに、都市部はともかく、郊外や観光地、公共交通が廃止された田舎において、Uberのようなサービスの可能性は大きいです。若者の仕事を生み出すことにもなります。

日本交通のサービスは山間部をカバーしているでしょうか?

安全優先なのは言うまでもないですが、既存事業の温存が優先で、利用者の環境変化がないがしろにはなっていないでしょうか?

安全で自由な移動手段の提供、これこそが求めるべきものだと思います。

自動運転などその実現手段のひとつにすぎません。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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