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鍋奉行の視点で見るプロデューサーシップ(228/365)

昔からチームビルディングやチームマネジメントのメタファとして

焚き火

を使っていました。

どんな薪を選ぶか、どうやって薪を組み上げるか、焚き火台を使うのか、着火はどうする、火吹き竹の使い方は、いつ薪を追加する

このあたりはキャンプで焚き火をよくやっていたので感覚的にわかります。焚き火って火が安定してくると、手がかからなくなるんですよ。

このメタファはいまでも気に入ってますが、最近ある人に、

あなたは鍋のようになりなさい

と言われました。

焚き火は燃え上ったら残るのは真っ白な灰ですが、鍋は美味しい料理ができます。このメタファも楽しそう。

、はさながら場づくりですね。どんな素材にするか、どんな形にするか、ふたはどうするか。

火力、も大事です。薪で火をたくか、ガスコンロか、はたまたIHコンロか。

材料、肉にするか、魚にするか、しいたけや野菜も厳選したいところです。

そして、出汁です。ここはある意味一番重要です。材料とのバランスで濃すぎてもいけません。

どうですか?

イベントや組織の場を整えて、
出汁に相当するベースコンセプトを沸かし温度を上げておく。
そこに厳選した人材を、順序に注意して加えていく。
極力余計なことはしないて、ことこと煮込んで化学反応を待つ。

まさに、鍋のメタファがしっくりきます。

そういえば鍋奉行という言葉がありますね。
現代ではちょっとおせっかいで煩わしい意味で使われますが、江戸時代は鍋島藩はじめ、重要な役職だったようです。

ということで、

鍋奉行式プロデューサーシップ

を提唱したいと思います(笑)

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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