すべての『星なげびと』へ

ローレン・アイズリーという人が書いた
【星投げびと】という有名なお話がある。
内容は以下の通り。

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海岸を散歩していると、
一人の少年がヒトデを海に投げていた。

何をしているのかと尋ねると、
少年は「海に戻してやらないと
ヒトデが死んでしまう」と答えた。

私はそんなことをしても、
海岸中が打ち上げられたヒトデだらけなんだから、
すべてのヒトデを助けられないし、
そんなことをしても意味がないだろうと言うと

少年は少し考え、
またヒトデを海に投げた。

そして私にこう言ったのだ。
「でも今投げたヒトデにとっては
意味があるでしょ」と。
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しかしながら、星なげびとだって
つかれることもある。

腰が痛くなったり、
疲労困憊したり、
時間がない時もあるだろう。

時としてその行為自体が、
それは『慈悲心から』なのか
『承認欲求を満たしたいだけ』なのか
わからなくなることも、あると思う。

そんな時に、私は次の言葉を贈りたい。

『今目の前にいるヒトデにだけ、
意識を向けること。
それが一番大切なこと。』

ーすべての星なげびとへ。

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