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2021年① 出来事へん

やっと振り返れそうになってきたので2021年の振り返りを。

2021年は20数年生きてきた中でも特段ネタいっぱいの一年になりました。だってだよ、この1年でやったこと思いつくだけで

・新卒として京都から神奈川へ引っ越し。新社会人!

・セクシュアルマイノリティ地雷を踏み抜かれる(このことを起因とした、数ヶ月の不眠状態)

・人間関係の広がり

・住所が3回ぐらい変わる

・試用期間延ばされる

・イラついてネイルをしに行ったら、見事にネイルにハマり髪を染め・・・

・冬コミ

・登山

などなど。長いので3つに分けます。ではまず時系列から。

新卒ことはじめ

神奈川へ

まずだいっっ好きな京都から神奈川へ来ました。新社会人です。研修をやっていて・・・その最中にセクシュアルマイノリティの地雷を踏まれましたと。

まあ異性とホテル行ったら誘われますよねーーーーーー。

いや迂闊だった。実際そんなシチュないだろと思ったら普通に地雷に踏み込んだ私。グットラック。ついでにセクシュアルマイノリティのアセクシャルの地雷を踏まれる。私もホテルにホイホイついて行った人だったから、まあ、それなりに尊敬はしてた人でした。

いや時に何もしてないですからね、今回は。(誘われたけど断りました。興味あるなら付き合おうか?って興味あるはずねーだろって)

本人曰く「体なら貸すよ?」みたいな感じでやっていたご様子。私は体を貸すよ、ってその程度の人間なのか・・・・。って思い、メンタルが悪化。

その際にセクマイ関連でやらかしてきたことが想起されメンタルがボロボロになった6月。

小中高とありがたいことに告白してくれた人とか、好きなってくれた人はいた。だけども、その告白するってことがわからなかった。だから「興味ないんだけども」とか、「ありがと☆」とか「優しくしたら勘違いしやがって」みたいな言葉を(3個目は流石に言ってない)言ってたことを思い出しSAN値が下がる。その時に感じた孤独感というか。今まで感じたことなかった寂しさが心を抉る。

まあ今回誘ってきた本人悪いことしたって思ってないらしいからね!だって、私が社会で怖い思いしないようにやったらしいからね!このやろ!!!!(10年来の付き合いです)
その後は他の人と適当に付き合って秒で別れて何やってんの私状態。恋愛って意味わからないですね・・・。

しかし、今回の自分を受け入れてもらえなかったというかそういうの。失恋に近いんだろうね。この感情、初めてでした。そして、ここからが地獄の始まりだった。

アセクシュアル集会に参加した時はその孤独を貫いてほしい!っていわれた。この孤独をわかってこそなのだろうか。孤独で、寂しかった。私は1人なのかと思って怖くなった。
で、お仕事にも身が入らなくて、上司の言うことには全部反発して。だって、相手の主張だけで話しているだけだと思った。周りの人を置いていくなんて考えられなかった。で、試用期間延長〜〜〜〜。ここで完全にメンタルが変な方向に振り切る。

私、孤独の前にとんでも無く不透明なガラスの上に生きてたんだ。

閑話休題。集まりに誘ってくださって紹介してくださった方々。みんないい人でした。そして、私のいたたまれない気持ち。私もこうでありたかった(良い大学にいって、良い企業に入って・・・)という気持ち。今まで私は何を見てきたんだろう。私の見える範囲内で幸せにいたんだなあって。井の中の蛙。この人たちと並び立とうとしたら相当の努力をしなければ・・・。こんな人たちを見続けながら努力するなんで苦しいだろうな。だけど、こう言う人たちのそばにいたいなって思った。並び立てるように。とりあえず学位二つ持ちやるかあ・・・。

はい続き。試用期間が延長された後の私はとりあえず住んでいたシェアハウスから出ました。なぜなら、周りの人に頼れなかったからです。”周りに頼ろうとした”ここでもう甘えがででるよねえ。

1人で生きていくんだと実感した。例の人は社会で生きていけるようにさせようとしたけど、一緒に生きよう・考えようって言ってくれた人もいました。

別にどちらが間違っているとか正しいとかはないんです。けれども、一緒に生きようって言ってくれた人がいました。あの人のくれた、言葉はぜっったいに忘れません。シェアハウスの友達で、20歳以上は年上のお姉さんです。

言われたことは大きく以下。

①人は選びましょう。自分のマイノリティ属性をはじめに行っちゃダメだよ。自分が傷ついちゃうから。距離はゆっくりと詰めていく。用心深くね。

②別にありのままじゃ無くてもいいんじゃないのかな?文明があるんだから自然状態に戻る必要はないよ。

③明るく。

④他人は他人様。他人の言葉に左右されすぎちゃダメだよ。

⑤精神的にどう言う違和感があったのか?ちゃんと自分が嫌なこととか、してほしいことは伝えないと伝わらない。問題を共有するためにはどういう存在でどういうふうに苦しんでるんですってことを相手に言ってみて

⑥分かり合えない人もいる

⑦異質でそれでいいです、って言えるようになること アイデンティティの持ち方。他者とどのように改善していこうかまで考えるのは1歩覚悟が出来たあと。

となりつつ、メンタルが死ににいって(眠れない、食べ物が食べれない)

こりゃダメだ。

で、色々あって大学の時お世話になった人に連絡。(大学の時お世話になった人=)友達の運営しているシェアハウスに行かせてもらって、その場所ではいろんな人が話を聞いてくれました。

そして、その1人は親身になってアドバイスをくれました。ひとつ残っているのは、「誰かに助けてもらおう、って意思は確かに最初あったけど、途中から捨てた。辛い時に誰も手を差し伸べてくれなかった」そして「相手の言っていることを見抜こうとするといい、あんたは昔の俺そっくりだ」

試用期間延長後

私は周りの人を無条件に信じているところがあった。

だから、周りの人の言葉を無条件に信じてしまう。それで傷ついてしまって。

相手の言葉から。みんな大好きだよってあとは耐えることも多かった。20数年間生きてきて、初めて感情の吐露ができた気がする。嬉しい、辛い、もっと一緒にいたい、もっと・・って。1人でいるのは楽しかった。1人で本を読んで知識を探求しているのは楽しかった。大学の時のことだ。だから私がやりたいことは大学院で勉強すること。

そう思っていたけど、あの日、自分に踏み込まれた時以来、人の温かさを求めてしまう。世界は思ったよりも孤独ですから。だけど、寂しさを埋めるものは他者じゃない。

さてそんな最中試用期間が伸ばされたわけだが。

(いやまあメンタルが死んでて仕事どころじゃなかった、、体調悪いなら休めよ!って怒られました。休んでよかったんか。)

こう、考えがぐるぐるしちゃって思考が止まらない。仕事中も止まらない。
案の定眠れないし、仕事から帰ってくると動けない。重圧で。

妹にも、幼馴染に半分泣きながら電話した。
その節はお世話になりました・・・。

そんな最中お仕事は配属されました。
もしかしたら解雇されるかも。と思うと帰属意識が持てませんでした。いつ解雇されても(=拒絶)されてもいいようにしてました。まあそれがケアレスミスとか全てにつながりました。やけでした。7、8月・・・。こんな状態でどうしろって言うんだ。どこにも属せてない実感だ。「お、これがハンナアーレント状態???」って弟に電話しました。その節はお世話になりました。(2回目)

なるべく仕事のことを考えないようして過ごしました。夜眠れなくて、仕事が終わるとずっと不安で、外に出ることすら怖かったです。大好きな横浜に行くのすら怖くて怖くて。デッサンの習い事には助けられました。そして、その時、自分の中で完結しないような何かが必要だと悟りました。この時、私を他人事のように見て、アドバイスをくれた友達には感謝しています。

金曜日になると考え事ばっかりしてしまって、ホントつらかったです。自分は最悪な方にばっか考えるんですよ?だからありもしないことを考えて考えで時間を消費して。
だから私について思ったことは

・環境に慣れるには時間がかかる
・プレッシャーには弱い
・素直なぶん、良くも悪くも周りの影響を受けやすい。
・机上論の空想多いから、実際行ってみようね。と言うアドバイス

私の弱さとか、幼さとか。とてもよくわかった半年でした。理解して次に活かそうではなく、暗記で対応してしまおうとするところとか。多分、1人でやろうとかそう言う意思はなくて、悪い方に能天気に考えてました。

そして、余裕がないと周りの人に優しくもできないんだと。適正な価格があること。自分は大企業の社員であること。(自分の会社の制度とかを言うとびっくりされることが多い)相手と自分の期待値を考えること。(私が良かれと思って行ったことが相手にとって迷惑とかあるよ。)

私が良いから良い、ではないんだ。そして、決定的に相性が悪い人は存在すること。目の前のことをしっかり認識すること。逃げないでね。

曖昧なものを抱え続ける強さを。そして、自分の意思で決断する勇気をください。とりあえず慶應通信OR大学院は近いうちに通います。

現在

さて、現在は無事に試用期間も終わり、家もなんとか安定し、友人関係もなんとか安定しとりあえず生きてます。

世の中のことを知らなかった、純粋無垢なあの頃が懐かしー・・・。頑張って生きていきます。

⇨内面編へ続く


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