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「当たり前」 高校1年生 櫻井梓人

こんにちは。
今回プロサッカー選手育成アカデミーブログを担当させて頂きます。
神村学園淡路島サッカー部1年櫻井梓人です。
よろしくお願いします。

今回は「当たり前」について書かせていただきます。
長くなりますが、最後まで読んでいただけると幸いです。

まず簡単に、自己紹介をさせていただきます。

名前 櫻井梓人 (さくらいあずと)
年齢 15歳
出身 奈良県
前所属チーム ジュビロSS浜松
ポジション ボランチ、アンカー

それでは本題に入りたいと思います。

僕は今まで、当たり前のように毎日を過ごし、当たり前のように学校に通い、当たり前のようにサッカーをしてきました。
しかし、コロナウイルスの影響で当たり前のように通っていた学校が休校になり、当たり前のようにしていたサッカーが中止になり、初めて「当たり前に過ごしていた日々」が当たり前ではないことを肌で実感することができました。
そして、このコロナ期間で「当たり前の基準」は人によって違うということに気づくことが出来ました。

今は、コロナウイルスが少し収まり、前のような生活に戻ってきている人がたくさんいると思います。その中で
・毎日筋トレをすることが当たり前の人
・毎日散歩をすることが当たり前の人
このように、人によって当たり前の内容は異なります。

神村学園淡路島サッカー部でも同じように、人によって当たり前の基準が異なると思います。サッカーは11人しか先発で出場できません。部員は36人いますが、先発で出場する選手がいて、サブの選手がいる。そして、バックアップやメンバー外の選手もいます。それぞれの立場でほとんどの選手が、チームの為に出来ることを全力で、当たり前のように取り組んでいます。しかし、本当にこの状況は当たり前なのでしょうか。

先発で出場している11人が当たり前のようにチームの為に全力で取り組む。これは、他のチームで当たり前になっているところは、少なくないと思います。しかし、サブの選手やバックアップ、メンバー外の選手がチームの為に全力で取り組める。これは、他のチームで当たり前になっているところは多くないと思います。
その中には、不貞腐れる選手や、やる気を無くす選手もいるでしょう。


ここでひとつ質問です。
「当たり前のように取り組むこと」これは、自分ひとりの力だけで出来ることなのでしょうか。自分の意識を変えればできることなのでしょうか。

僕はそう思いません。
なぜなら、当たり前の裏側に犠牲があると思うからです。
例えば、学校に通うためには親が学費を出してくれる。そのために仕事をしてくれる。このように、誰かの犠牲の上で当たり前に過ごせている自分がいると僕は思います。だからこそ、サッカーができる当たり前の環境に感謝し、1日1日を全力で取り組み、将来後悔することがないように自分と向き合うべきだと僕は思います。


選手権まで1ヶ月ほどです。
まず、メンバーに入れるように日々の生活からチームの為に全力で取り組みたいです。そして、チーム目標である「全国制覇」
に向けてチーム全体でいい雰囲気を作り、選手権に挑みたいです。


以上になります。
長い文章になりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。

これを読んで、1人でも多くの方に「当たり前」について考えて頂けると嬉しいです。

今後とも、神村学園淡路島サッカー部をよろしくお願いします。

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