ふりかえり。その2。スタートするまで。
公開前までに準備したことは、前回の記事で書いたように鎌倉幸子さんのマガジン(有料)を参考にしながら、クラウドファンディングサイトの本文作り、プロジェクトを始める前までの告知および町と県の文化財でもあるので、県に申請してもらう手続きもしなければなりませんでした。
2023.5.9 鎌倉幸子さんとのWEB会議
どのプラットフォームにするか
目標金額
いつスタートするか
どのプラットフォームにするか
私は、MAKUAKEの経験しかありませんでした。
寺社仏閣が得意?なREADYFORと、社会貢献のキャンプファイヤーのどちらか迷いました。
また、クラウドファンディングの実施方式には、All or Nothing型とAll In型があります。
All or Nothing型
実行者は、目標金額を達成した場合のみ支援金を受け取ることができます。支援総額が目標金額に達した場合に限り、クラウドファンディングが達成したものとして取り扱われます。
All In型
実行者は、目標金額の達成の有無にかかわらず支援金を受け取ることができます。支援総額が目標金額に達したか否かにかかわらず、1円以上の支援があった場合にクラウドファンディングが達成したものとして取り扱われます。
All In型の利用条件
All In型は、以下の団体において利用可能
税制上の寄附金控除の適用対象である団体(国、自治体、大学、学校法人、認定NPO法人、公益社団法人、公益財団法人、社会福祉法人など)上場企業
真田庵は宗教法人なのでAll or Nothing型の選択肢しかありません。見積額は1000万円を超えているので、READYFORだと目標額を最初から1000万円にすると、All or Nothingでは600万円集まったとしても一円も入らず支援者に返金されます。
キャンプファイヤーだとAll in型を選べるので、かなり迷いましたが、READYFORに懸けることに決めました。
目標金額
見積額は1000万円を超えていましたが、500万円の支援が集まれば最低限度の土塀の修繕工事は出来そうなのと、自信がなかったので第一目標額を500万円に設定しました。達成後は第二目標額を1000万円に設定しました。
いつスタートするか
一番頭が痛かった点です。クラウドファンディングのプロジェクトの実施期間で、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休みなどのシーズンは避けたいと思っていました。
なぜならば、人が動くときはプロジェクトページへのアクセスは少ないのです。本来なら年内に終了したかったのですが、事前準備の期間が必要です。真田庵修繕プロジェクト事務局といっても、紀州真田会のメンバーや真田関連のご縁により多大な応援、支援をしていただいているものの、当時は主人と私の有志二人のスタートなのです。
庵主さんが、良い日を見てもらってきたので、その中から決めることになりました。私たちは、6月の真田昌幸公の命日に六十六発の鎮魂の花火の費用をクラウドファンディングで募っていたので、それが終わってから取りかかることにしました。8月には真田会の総会があるので、その日には真田庵修繕工事に向けて動いていくを伝えるために、クラウドファンディングとは別の募金のお願いのチラシを作りました。
そして、11月スタートと12月スタートで悩みに悩んだ末に、11月10日スタートとなりました。結果、今年の正月早々の地震と色々ありましたが、これについてはまたの機会に。
2023.9.3 紀州真田会で軍議
有志で集まっていただいて、READYFORに決めたこと、チラシのラフ案(リターン案なども)を見てもらって、どうやってこのプロジェクトを知ってもらうかをみなさんで考えていただきました。暑い中、真田庵にも行き現地を見てもらい、プロジェクトページに使う写真も撮っていただきました。
そして、私はようやく本文に取りかかります。
本文には、
誰がやるのか
なぜやるのか
誰のためにやるのか
なにをどのようにやるのか
本文は3500〜4000文字が良いとされていますが、最初は文字数は意識しませんでした。文章がだらだら続いていると読み手は嫌になってしまうので、ページを離れてしまうかもしれません。
読んでもらえる文章とは、
一文の長さは60文字程度
箇条書きを使う(一文が長くなりそうなとき)
行アキ(文章が2、3行続いたら1行アキを入れる)
太字
画像(スマホでは1スクロールごとに画像を入れる等)
動画
グラフィック
イラスト(完成予想図など)
プロジェクトスタート前に行った広報・PRの準備
コンタクトリストを作る
紀州真田会メンバーと会議
メディアにアプローチ
SNSなどで発信する
イベントでチラシを配る
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